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ゾーンとお経と合気道。

まず昨日の補足。普段の我々は鉄人(=肉体)の中にコックピットがあって、そのコックピットに正太郎くん(=意識)が乗り込んで鉄人を操縦してるんだけど、昨日書いたのは、正太郎くんが鉄人の中じゃなくて外からコントローラーで操作してる、というコト。そのちがい。
でひきつづき考えてるんだけど、ゾーンてあるじゃない?アレについて考えたんだけど、鉄人と正太郎くんていうちょうどいい例えが見つかったからまたアレを用いるんだけど、ゾーンの状態てのは、肉体(=鉄人)が正太郎くんの操作(=意識)に関係なく勝手に動くコトなんだと思うんだよな。鉄人が勝手に動いてるモンだから正太郎くんはポカーンだよ。その「ポカーン」が、いわゆるゾーン中の「なんか時間がゆっくり流れてるような、まわりのみんながゆっくる動いてるような」状態なんだと思うんだよな。選手の人がよくそういうコト言うでしょ。「あの時ゾーンに入ってた」て。ま、あとから思うワケだよね。アレはゾーンだったて。
たぶん集中に集中、集中が過剰になる「過集中」(今作った造語です)みたいな状態になると、突き抜けちゃうんだよな。
コレは過去に何度か書いてるんだけど、ワタクシが以前スケート(インラインスケート)をやってた時に、ま、すべってればたまに転ぶワケだけど、実際は地面に転がるまで考える時間がケッコーあるんだよ。、ま、走馬灯みたいなコトをイメージすれば分かりやすいと思うんだけど、アレも実際の時間がほんの数秒とかさ短い時間でも、自分の中では数十分とか数時間とか長い時間に感じてる。自分の中ではいろいろ考えてるんだよ。でもワタクシのスケートの話だと、いろいろ考えるんだけど、肉体は動かないんだよ。脳に信号が行って、脳から筋肉に命令が伝達されて、やっと筋肉が動くワケで、ソレが間に合わねぇなてのが分かるんだよ。ようはカラダの動くのが遅い。ワタクシの経験だと1秒はかかるんだよね、カラダが動き出すのに。
ようは何が言いたいかて言うと、ゾーンの状態てのは、この肉体にとっては危機状態なんだと思うんだよな。意識の操作から外れてるワケだから。意識の支配化にいない。でもだからこそ肉体にとっては自由だ、ていうのはあるよね。「ミスしちゃいけない」とか思考による雑念&緊張がない。てコトは肉体は最大のパフォーマンスを発揮できる。だからようは「我が無い」状態なんだよ。「我」が「外」にいるワケだ。ココで出ました。我が世界「外」にいる。
こういうのをたぶん「変性意識」ていうんじゃないの?よく知らないんだけどさ。
で、ゾーンと来て次に「『お経』もおんなじなんだろうな」と思ったんだよ。お坊さんの唱えるお経てのはおんなじ調子で淡々と唱えるイメージじゃない?人ておんなじ調子で淡々としたモノを聴くと、眠くなったりするよね。しかもお坊さんの声て倍音だからね。
お経て。昨日の瞑想といっしょで「雑念を取り除く」てコトだよね。お経を唱えるコトに集中するコトで、他のコトを考えないで済む。たぶんお坊さんはお経をもう、ソレこそ無意識でも読めるように、数え切れなくらい読んでるんだと思うんだよ。肉体が勝手にお経を唱えてる。頭の中はリラックス状態。聴いてるまわりの人たちも同じようにリラックス状態。なんかたしかリラックスしてる時てアルファ波だかシータ波が出るんだよね。ソレは瞑想中もいっしょなんだよな。
で、次に合気道を考えたのかな。アレてようは「催眠」なんだよな、と思ったんだよ。瞬間催眠の技術。
合気道は技をかける人と技をかけられる人と2人いるワケだけど、内田せんせーがよく「只管打坐(しかんだざ)」て言葉を使うんだけど、アレもゾーンと同じように変性意識を促すモノだと思うんだよ。そうするとココでまた鉄人と正太郎くんなんだけど、技をかける人=正太郎くん、技をかけられる人=鉄人、なんだよ。技をかける人とかえられる人がまるで一体化したような気持ちが技をかえる人にはあるワケだ。文字通り「合気=気を合わせる」。技をかける人が気を通す。ソコで一体化する。技をかけられた人は何が何だか分からない。だって自分の意識とは別に、勝手に技をかけられてるワケだから。技をかけてる人の思うがままになっている。ソレて最初の「只管打坐」の状態の時に変性意識になってる。自分がどっかに行っちゃって(=外)瞬間的に催眠をかけらてる、てコトなんじゃないかなと。ああー今「只管打坐」て言葉を見て思ったけど、「ただ(只)のくだ(管)になってすわる(坐る)」てコトかー。コレて自我をどっかに横にでも置いときなさいと。自分の外に置いときなさい、ただの管になりなさい、てコトだなぁー。
あとお経に戻るんだけど、音楽てのもお経に近いじゃん。たぶんもともとはおんなじなんだよな。祭事とか神事でなんかうたったり。「うたう」てのも調べるとソレらしい漢字があるよね。民族の踊りとかもそう。神様に捧げるみたいなのあるじゃん。で、おおいう民族の踊りなんかもそうだと思うんだけど、ライブ行って音楽聴いてリズムにカラダを委ねてると、なんかどっかに連れてかれるような感じてあるんだよ(笑)。でヤバイヤバイと思うんだけど、その先がいわゆるトランス状態てやつで、ソレも自分の意識がどっかに行っちゃって、勝手に肉体がリズムにノってるようなコトなんだよな。
たぶん、全部「変性意識」て言葉が当てはまるんじゃないのかな。
で、「着想を得る」てのもあるけど、アレはどっちかつうと受け身のやり方だと思うんだよ。無意識層に沈殿してる断片的で雑多な情報が結びついて意識層まで浮かんできて、てのがいわゆる「ひらめいた!」て状態で、浮かび待ちというかさ、自分から取りに行ってはいないんだよ。でも瞑想てのは、自分から取りに行く1つの方法なんだと思うんだよな。