サードプレイスな人。
なんか今週はこのテーマで書き続けてるかんじ(他に書きたいコトもあるんだけどさ)なんだけども、昨日のつづきで「サードプレイス」て言葉が出てきたので考えたんだけども、かつて『YOU』ていう糸井さんが出てた番組があってさ、「今思えば、あの番組てサードプレイスな場だったよな」「というより糸井さん自身がサードプレイス的な人なんだよな」なーんて思って。
『YOU』はワタクシがまだ子供の頃の番組で、NHKの教育TV?そのくらいは調べるか、、うん、教育TVで1982年から1987年だってよ。に放送されてて、ワタクシたまたま見たんだねその時。『しゃべり場』とかさ、、今でいうなんだろな、、知らない?なんか若者たちが語り合う番組。NHKのね、そゆのあるじゃん。そういう番組の元祖的な番組=『YOU』ていうのがワタクシの頭の中のデータなんだけども(でも今ウィキ見たら『若い広場』ていう前番組があったらしい)、その中で1人、まわりで語り合ってる若者よりはお兄さんな人が中心にいて、その人が糸井さんだったワケだけども、まーその当時の糸井さんの印象は置いとくとして。
若者、学生ていうのはなかなかさー語り合えないじゃん。学校でも真面目な話とかさ、できないモンでしょ。とくに女子とかね。でも10代ていろいろ悩むじゃん。そういう時期でしょ。自我も芽生え始めてさ。いろんな悩みをソレゾレ抱えてる。でも学校ではそういうマジメな話はなかなかできない。もちろん親にも話せない。自分1人でもんもんと悩んでる。そういう日頃話せないけど真剣に考えてるコトを同年代のみんなで語り合うという場=サードプレイス、だったワケだよなあの番組は。
で、おぼろげな記憶なんだけどさ、たしか番組ももう終わりて時間になると、まとめとして糸井さんがポンと一言、先輩としての考えを。答えは言わないんだよ。彼らのヒントになるようなコトをポンて置いていく、そして番組終了、記憶ではそんな番組の流れだったと思うんだけど。
なんかね、今でもそうだけど、そういう場への憧れもあったしね、糸井さんの立ち位置ていうのかな?ソレにも憧れが合ったね、当時。子供だからまだ何をみんなで話してるのか内容がよく分かんないだけど、なんとなく観ながら、いいなーああいう番組出たいなーと思ってたんだけど、なんかタイミングが合わなかったんだよね。ああいう若者が語り合う番組てその後もタイトルとか形を変えてあったけど、10代限定とか20代限定とか年齢制限があって、番組の存在に気づいた時にはもう年齢オーバーだった(笑)。だから今でもわりと真剣に語り合うような場があるといいなというか、そういう思いはあって、だからこういうブログが出てきた時は嬉しかったし、今でもこんなふうに自分の考えをつらつら書いてるワケだけど。なんかそんなコトを昨日思い出してね。そういえばそ−だったなぁーて。
糸井さんは結局今でも変わらないんだよな。場は『YOU』から『ほぼ日』に変わったけど、『ほぼ日』もサードプレイスな場だし。『ほぼ日』=糸井さんでもあるし、糸井イズムをそこここに感じるし。糸井さん自身もサードプレイスな人だし。というか糸井さん自身が『今日のダーリン』で書いてた「学校のおじさん」なんだよな。ソレは『YOU』から立ち位置が変わらないんだよ。
今はSNSとかネットがあるから昔より語り合える場としてはあるんだけど、またこういう番組があってもいいよな、とも思うんだけど(あるのかな?)。