マグ時計のつくりかた。その3
今回はいよいよ針と文字盤で完成ですよ。もし時計を作るとしたら、針とか文字盤を自分の好きなようにデザインしたいでしょ?なので自分の好きなように、自由な発想で作ります。デザインはおのおのご自由に遊んでくだされ。
まずは文字盤。ブックカバー用にコピーしといた紙を、そのままだと柄がデカ過ぎるので、50%縮小コピーして、円切りカッターで切り抜きます。
そしてムーブメントの針を全て取り外します。無くさないように。針の順番は、ムーブメントの回転軸の径が大→小に段々になってるのにつれ、針の穴も大→小になってます。コレを確認しとくと、あとあと針を戻す時に迷わなくていいです。
ムーブメントをアタッチメントに納めてから、先ほど切り抜いたコピーの紙をアタッチメントのコルク面のみにのりを塗って(普通の紙用のりでいい)接着します。
この時気づいたんだけど、コルクボードのコルクと紙だと普通ののりでくっつくので、コルクボードで良かったわ!と。結果オーライ的に。コレがコルク無しの、ただのEVAスポンジだと紙とくっつくかな?たぶんソレ専用のボンドか木工用ボンド的なのが要るカモね。
お次は針。画像は厚紙をはさみで切り抜いたんだけど、はさみだとキレイに切り抜けないモンだね。カッターの方がよろしいかと。針は厚紙と薄いプラ板と試してみたけど、最終的にコピーした紙の余白部分を切り抜いたのにしやした。
わざわざ買わないで「ありもの」でいいのよ、遊びなんだから。厚紙はのりの「台紙」部分だし、プラ板は時計の入ってたケースだし、捨てればゴミになるのを流用して、別のお役に立ててやす。こういうのもちっちゃいアイデアの積み重ね。「あ、コレ使えばいいや!」ていうひらめきも楽しいですよ。
作った針を時計の元の針とくっつけるために、元の針はちょっとだけ残して切り落としてください。接着部になりやす。時計の元の針は鉄だけど薄いのではさみで普通に切れます。くっつけるのは「瞬間接着剤、、」と思ったけど、買うのも何なので持ってる両面テープでくっつけとります。その方が針を付け替えて試すには都合が良いです。コレも結果オーライ。両面テープで針をくっつける作業は細かいので、ワタクシはカッターの刃先をピンセット代わりに使いやしたが、ケガしないように。
全ての針をくっつけ、針をムーブメントに戻したのち、針の重なり具合を確認。コレが厚紙だと針どうしが干渉するんだよ。よってあんまり厚みのあるのはNG。薄いプラ板は良かったんだけど、手持ちにプラスチック用のマーカーペンが無く針に色が塗れないので、布ペンはあるからコピー紙にしてみたのでした。布ペンだとプラスティックに色が定着しないのよ。だからプラモデル用の塗料とかマーカーがあれば、薄いプラ板の方が強度もあるしベターだと思いますよ。針の干渉を避けるために、気持ち内側に針を傾けると良い。動作確認したのち針がスムーズに動いて干渉しなければ、
マグにはめこんで、完成〜〜!
3通りの使い方があるのよ。コレが使い方その1!取っ手が回り止めになってるのがアイデアであります。「湯のみ」だとこのアイデアが活かせないからダメなのね。
使い方その2!12時方向と取っ手を合わせて時計をはめこめば、フックとかにぶら下げて使える!コレはキッチンとか置くトコが無い場合とかに便利でしょ。
使い方その3!時計をとりはずせばなんと!コーヒーカップとして使える!!(笑)。
笑うだろお?でも、てコトはコーヒーカップ(マグ)自体は何も加工してない、イジってないてコトなんだぜ。そのまんまコーヒーカップとして使えるんだから。ただ使うときは洗って使ってくだされ(笑)。
はぁ〜コレがやりたかったの(笑)。満足満足。
こんな感じでディスプレイして。コレで使ってなかったコーヒーカップも活きるぜ、と。
12月22日以降も時間というモノが存在し続けるなら、また次回お会いしましょう。