他人から見た自分はどういう人物なのか？

今朝某ＴＶ番組で某女性タレントがゲストのトークコーナーをなんとなく見てたら、その女性タレントとは関係はないけど、思い浮かんだ考えがあって。
世の中は「自分の興味のあるコト、自分のやりたいコト」「ソレ以外」だけではなく、「他人から見た自分」と３つあると思うんだよな。「他人が思ってる自分のイメージ、評価」てのが。
例えば「仕事」てのもさ、自分のやりたい仕事、好きな仕事だけやってるようだと（まぁ現実にはありえないけど）、幅が広がらないんだよな。自分の世界内で自己完結しちゃう。で、ソレだけだと実は長いコト続かないんだよ。外部からの刺激てのも必要でさ。
まぁー自分の嫌いなコトをあえてやる必要も無いけど、自分が何をやりたいか分からないて人がいるじゃない？そういう人は１回「他人に委ねてみる」てのも１つ、方法としてあると思うんだよね。
他人から見た自分はどういう人物なのか？「あなたはこうしてみた方がいいんじゃない？」「おまえコレ合いそうだからやってみれば？」。案外他人の方が自分のコトがよく見えてるカモしれない。自分じゃ自分のコトがよく分からない、見えない場合もあるでしょ？「化粧」なんか例にあげれば「なるほど〜」と思ってもらえると思うんだけど。自分のコトはよく分からないけど、他人のコトは分かる。もっと「こうすればいいのにぃ〜、もったいない！」とさえ思ってる人もいるカモしんない。
ソコで、自分が何やっていいか分からないなら、他人が言うのに「あえて乗っかってみる」のも手カモしれない。すると「自分以外の考え」がソコにはあるから、自分の幅が広がるワケよね。ソコで自分の新しい面に気づく可能性もある。
結局、よく言う「自分探し」てのはこのコトで、「他人を通すコトで、その先に見える自分に気づく」てコトなんだと思うワケ。自分の行動によって他人がこういう反応をした。その反応に対して自分がどういうアクションを起こすか？あるいは起こしたか？ソコに「自分でも思いがけない反応をしたな」とか「あーオレてこういうコトするんだ」とか、ある時フト自分を客観視してる自分に気づいて、普段は隠れて見えない自分に気づく可能性もある。
だから外国に出たりするワケなんだよな。他人が「日本人ではない」という、暗黙の了解を取っ払った状況で、日本の常識が通用しない異国の地で、そういった環境に身を置いた自分がどういう反応をするか。ソレがいわゆる「自分探し」に通じるんだよ。と思うな。
だからみんなね、ケッコーやってるワケですよ。「自分探し」ていう言葉の意味を拡大解釈すると、「新たな自分発見！」てコトで。「自分に飽きずに続ける」てのはそういうコトだと思うんだよな。
内田せんせーはよく「自分探しなんてよく分からない」的の言動をされるんだけど、↑のように考えると、結局ご自分ですでに答えを出してるんだよな、とそういう言動もあるワケで。
「仕事のミスマッチ」とかさ、あるよね。自分の考えに合わないようなモノゴト。そういうコトでもやってみたら「意外と面白いな」と思えるカモしれないとかね。流れに乗ってった方がいいとか。でもソレて「そういうコトを『面白い』と思える自分の発見」なワケじゃない？だからせんせーは自分で答え、出してるのよ。ただ自分でイコールで結びついてないだけ、なんだと思う。
結局、人間は「安定してない状態」「面白くない状態」をなんとかして「安定した状態」「面白くなる状態」に持ってこうとする。不安定なのが気持ち悪いからさ、ツラいからその状況からなんとか脱したい。視点を変える。ソコはおんなじでしょ。
あーあと補足でね、↑の某女性タレントはとにかくＣＤを出したかったらしい。でもソコに行くまでのプロセスは、デビューする前の時点ではまだ未知なワケ。で、ソコで舞い込んで来る仕事をとにかく請けまくったと。したら彼女はバラエティ番組内のユニットとして歌手デビューし、ＣＤも出せたと。だから結局、自分で行く道が分からない時は、他人に委ねて、入ってくる仕事をとにかく拒まずにやると、ある時チャンスが巡ってくる、場合もあるてコトだな。請けてる仕事を自分がソレだけこなして他人に評価されてるてコトなんだと思うし、そうなると他人も自分の考えに耳を貸してくれるようになるのカモしれない。道が拓けるのカモしれないね。