過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
ムダなコトは1つもない。未来とは「今」の連続である。

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 ◇最新本◇  今年(といっても2021年だけど、、)読んだ本。後編 

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 ◇最新グッズ◇  『靴箱→ファイルボックスへトランスフォーム!』 

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戦場へ向かう兵士の心境。

格闘技雑誌の今月号を読んで気づいたのは「あー、青木選手て『戦場へ向かう兵士』の気分で試合に臨んでるんじゃないかなー」と。ソレが正解かどうかは本人に聞いてみないと分からないけど、少なくともそういう見方を青木選手に照らし合わせてみると、「狂気」の部分とか「覚悟」という言葉の説明がつくんじゃないか?と思うんだよね。そういう心境で試合に臨んでるなら青木選手の言動も理解できなくはないでしょう、理解しやすいでしょうと。さらに言えば笹原氏が「青木選手は決してファンが嫌いではない」とかそのへんの発言も分かるでしょ、と。
青木選手からすれば「殺るか殺られるか(やるかやられるか)」の「戦場へ向かう兵士」の心境で試合に臨んでるから、もう試合に出るそのコト自体がスゴイんだ!と。だから試合に負けようがバカにすんな!と。オマエら、戦争しに戦場へ向かう人をバカにできるのか?とそういう心境になると思うんだよね。青木選手からすれば「そのコトを俺に言わせんな!」ぐらいの話なんだろう。
自分が「戦場へ向かう兵士」だから「まわりが全員敵」に見えるんだと思う。なんやかんや言ってくる人たちがね。自分のコトは自分でよく分かってるから、あえて他人になんやかんや言われたくない、言われる必要も無いというコトだろう。でも「見られる」てのは「なんやかんや言われる」てコトなんだけどさ。ソレはいくら否定しようがそういうモノだ。で、笹原氏は「上官」に当たるから「上官の命令には従う」という流れになる。イェッサー!だよ。
ワタクシは別にアンチでも何でもないんだけど、まぁ精神的なモノが弱いんだろうね。だって考えてごらんなさい。冷静さを欠いちゃったから負けたけど、ヒョードル選手なんて平常心で微笑を浮かべながらポキっと相手の骨の1本でも折りそうじゃない?そういうのが「強い」んだと思うよ。まるで普段の生活の延長上のふるまいみたいな。そういう人の方がホントの意味で怖いでしょ。ソレが「殺し」があるってコトでしょ。いたって冷静。
青木選手は自分を追い込んで追い込んで、ていう自分に暗示をかけないとダメなんだろうね。セルフマインドコントロールしないと、ある意味闘えない。ソコで「戦場へ向かう兵士」の狂気を獲得する。やっとソコで非情になれる。だからそういう時に言動が荒れようがしょうがないと思うんだよね。
ワタクシは青木選手の強さというのはそういった狂気の部分に耐えうる技術というか、その両天秤があるから強いんだと思うんだよね。メレンデス選手との試合は狂気の部分を出すまでもなく相手に支配された、てコトでしょうおそらく。総合て結局は「いかに相手の身体をコントロールするか」だと思うので。空間も含めいかに支配するか。だから間合いとかプレッシャーとかそのへんの駆け引き(サイコロジー)が重要になってくるワケで。
川尻選手との試合も、気持ちの入り込み方に差があったというコトでしょう。ただ己が弱いから「コレを逃したら殺される」という心理状況もあったカモしれない。そういう「恐怖感」、言ってみれば「生への執着」が青木選手の方が強かったというコトだと思う。弱さの反動としての「強さ」なんですよ。だから青木選手1人だけ闘ってる場が違うと思うんだよね。ソレが「覚悟が違う」という言葉に表れてるんだと思うし。
ソコまで自分を追い詰める必要はあるか?といったら、現に青木選手は結果を残してるから否定はできないけど、どうなんだろ?コレ試合だよね、ていうのは他の選手の気持ちとしてはあるだろうね。ただ弱い者が追い込まれたら強いよ、で相手を殺れる技術もあるよ、というトコロが青木選手の強さになってる、とそういうコトなんだと思うな。
「弱者の狂気」が力の1つだから、ヒョードルとかそういったカリスマやヒーローとは結びつかないんだよな。日本の場合、KID選手とかマッハ選手、魔裟斗選手(あーもう「選手」じゃないけど)みたいにちょっと「ワル」気質な人が好まれるというかカリスマに仕立てられるでしょ?昭和的な不良気質というか(笑)。そういう要素がある方が、ようはモテる。女性にウケが良い。そしてこのお三方ていうとどっちかていうと「いじめっこ」のイメージでしょ。一方青木選手はどっちかっつーと「いじめられっこ」のイメージ。ソコらへんでイマイチ乗り切れない人がいる。で、「コイツは弱い」と見抜いてアンチとかが悪口を言ってくるんだよ。言われやすい。でも実際青木選手が試合に勝つから、青木選手からすれば「ざまあみろ!」てコトになるんだけどね(笑)。
でも青木選手が今回ロングスパッツ履かなかったじゃないすか?ソレもどうやらロングスパッツを履いてるから強いとかなんやかんや言う人たちへの、青木選手の返答らしい。コレてイビツだけど、コール&レスポンスが成り立ってるじゃない?(笑)。ようはアンチの人が青木選手にガソリン注いでるようなモンだと思うよ。結果的に青木選手が奮起して試合に勝つ、という格好になってる。どうだ!スパッツ履くまいがかんけーねぇだろ!と。まぁホントに青木選手はアレコレ言われるのがイヤなんだろうけど、コレがもしポーズでやってるんだとしたらさ、計算づくで、己のガソリンを注ぎたいがためにやってるコトだとしたら、相当なヒールだよね(笑)。ヒートを買ってるというのは。で、アンチの人は青木選手の術中にまんまとハマってる格好になる、という。だってホントなら「無関心」てのが一番ヤでしょ?プロて。何やってる人でも。だから「いい循環できてるよなー」なんてワタクシは思っちゃったりするんだけど(笑)。