過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
ムダなコトは1つもない。未来とは「今」の連続である。

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 やぎ本。⇒本が大好物なやぎのぢぇーむすくん(a.k.aかたこと)がオーガナイザーを務めるやぎの本棚、略して「やぎ本」。本や本にまつわる情報の紹介。神出鬼没でごくまれに登板します。
 ◇最新本◇  今年(といっても2021年だけど、、)読んだ本。後編 

★Original Goods★

 Everyday39(エブリデイ・サンキュー)⇒katakoto cafe、やぎ本。につづくかたこと第3の架空のブランド。かたこと流に「毎日が楽しくなる」新たなアイデアを加えたグッズ関係のブランドです。
 ◇最新グッズ◇  『靴箱→ファイルボックスへトランスフォーム!』 

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 祝☆overcoat’s(オーバーコーツ)再結成記念!!  ワタクシが検索しやすくするため(笑)overcoat’sについて書いたブログをまとめて読めるようにしました。ブログタイトル下のカテゴリー「overcoat’s」をクリックしてね~☆
 ◇最新ブログタイトル◇   『Overcoat's(オーバーコーツ)21年ぶりの新アルバム!『9 numbers,Groovy!』を聴いて。♪♪その5♪♪』 

ついにサイバラが!

ついにというべきか、とうとうというべきか(笑)西原理恵子嬢の満画がアニメ化!されるコトになったらしい。作品は『毎日かあさん』で来春放送予定。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081203-00000052-maiall-ent
ワタクシは実はかくれサイバラファンだ。ケッコーかくれてる人は多い気がする。胸をはって「ファンです!」と言えない人たちが(笑)。どうしてもサイバラ女史はあのキャラだから、ワタクシの発言も失礼なモノになってしまうが、愛情の裏返しなのでそのへんご理解願いたい。
実はワタクシのサイバラ歴は長く、親と商店街の中華を食べに行ったら、その店に置いてあった当時のヤンサン(ヤングサンデーの略。休刊するらしいが、、)で彼女のデビュー作『ちくろ幼稚園』の第1回目を見ている。その時見た感想は「何だこの絵」である。しかも巻頭でいいのかと。しばらくして女性漫画家の原律子嬢の線を狙ってたというコトで、ああなるほどとなんとなく納得。ソレにしてもである。でもその後はだんだん彼女の画風になっていき、今の絵にだんだんなってくのであった。
なぜコレほどまでに長くサイバラというモノを見つづけてるのか?と自問してみたくもなってくる。でも一言でいえば「クセになる」のだろう。誰しも子供の時に口にした駄菓子の味をムショーに懐かしがる時があるだろう。どう見ても何かありそな毒々しさ。どう見ても毒なのに、身体は欲する。時々あの毒がコレまたムショーに食べたくなる。そんなような感じに似ていなくもない。感想としては「また食べちゃったよ」「また見ちゃったよ」と、同じである。どう考えても何の役にも立たないのを分かっていながら、あの水墨画のような引き算の美学(笑)を貫いた画風とソレを補おうとする字の多さと色のハデさ、というサイバラマンガに時々帰りたくなる。
しかし鴨ちゃんだ。会ったコトもない人に「ちゃんづけ」はオカシイのだが、作品で何度も会ってるから「ちゃんづけ」で書きたい。てか漫画とかアジアパー伝とか読む度に、頭の中では「鴨ちゃん」なのだから仕方がない。でも会ったコトが無いからワタクシは今だに彼がこの世にいないというのも信じられない。だって作品ではあんなに生き生きしてるモンなぁ〜。基本的にサイバラマンガに出てくる人たちのコトはサイバラは好きなんだろうな。じゃなかったら描かないよ。好きで描いてるからあんなに生き生きしてる。一番鴨ちゃんに対しての愛情が深く感じられる。
サイバラがTVに出る番組は何気に見ている。TVKだったかMXだかでタカスの克っちゃん(コレもサイバラがいう呼び名である)院長の番組を見れる時はたまにチェックしてる。この番組では克っちゃんはまだ常識人の範疇というか、まぁ整形の先生然とはしてるけど、前に某田舎番組に出た時は、サイバラの好きな「ブレーキのない人たち」の1人である克っちゃんのその壊れっぷりを堪能できて大変オモロかった。アレだけ他人のコトを気にしない人も初めて見た(笑)。
他人に執着しない。良く言えばアレだけ行動的だから成功者なんだろうなと思う。やっぱり成功している人はどこかネジが外れてたりブレーキが壊れてたりしているモノなのカモしれない。いや、紙一重なんだろうな。才能は欠陥でもあると言うしね。ソコは克っちゃん院長の人間力でもあるのだろう。でも後先考えないから、ただ行動的とも言える(笑)。
ワタクシは思うのだけど、よく考えながら動け!とか言うけど、もしその進んだ道が間違えてると気がついたら引き返す必要も場合によっては出てくるんだよ、と。そういう場合もあるからある程度前もって考えておいた方がいい。場合によりけり、ですよと。克っちゃんは衝動的なんだよな。でもそんな彼でさえが顔が固まる場面も見れて面白かったけど(笑)
話がソレた。ちょっと前にサイバラが別の番組に出ててメインの内容は忘れたけど、最後に鴨ちゃんのコトを少し話してたのを覚えている。2人の子供がいて嬉しいというのと、今度生まれ変わってもたぶんまた鴨ちゃんと結婚するだろう、というコトだったと思う。私は今回鴨ちゃんのアル中について知識が無かったけど、今度は知ってるから、というコトだった。そのコトを話してるサイバラは真面目な顔だった。ああ、彼女はコレから表に出てこういう発言をしていくのか、と思った。『毎日かあさん』にも出てくるサイバラの2人の子供も画面に出てた。女の子はサイバラにそっくりだと思った。
その流れでの、お!いよいよ本格的にメジャーに、お茶の間に殴りこみか!と思ったけど、実はサイバラ自身もアニメ化を本気にしてなかったらしい。ワタクシは「とうとうサイバラが、、」という感じだ。ちょい前に某番組で寂聴さんが「私に文化勲章(だっけ?)を与えざるをえない世の中になった」と言ってたけど(寂聴さんはかつて反政府の立場に立ってたのに、今では国から勲章を受けるようになった、その世の中の変わり様に感慨を抱いている)、とうとうTV局もサイバラに頼らざるをえない、というコトだ。一線を越えてきたと。世の中が受け入れるようになってきた、というコトか。
しかしキャストはどうなるんだろうか。サイバラマンガを読んでる人たちは、ソレゾレの頭の中に、サイバラやその他の登場人物のソレゾレの声があるだろう。まだ他の人物はいいけど(子供の声知らないし)、サイバラ本人の声はどうなるんだろうか?まさか本人にやってもらうのも違うと思うし。今のドラえもんみたいなコトにならなきゃいいけど(笑)。
サイバラは作品について「○ザエさんとかちび○こちゃんみたいにならなきゃいい」と言ってるが。○○ヨンしんちゃんみたいになればいいのか?(笑)まだそっち方向か。
毎日かあさん』最新巻をチラッと見たけど(毎日.jp:毎日新聞のサイトでも隔週で『毎日かあさん』が見れる)、随分子供も大きくなったもんだなぁ。男の子なんかいっちょまえの口をきくようになって、サイバラを負かすようになってる(笑)。