髪切った?
昨日いつもの床屋へ髪を切りに行った。別に誰々を指名とかは無いので、担当は初めてのオバちゃん。
ワタクシは人見知りなので、初めは誰に対しても態度は硬くなる。でもこの硬さも20〜30分するとほどけてきて打ち解けられるコトに気がついた。というか確認できたという感じ。数分じゃダメなのよね。
しばらく相手と同じ空気を吸わないとダメみたいで、20〜30分ぐらいすると、初めの印象がどうであれ、大抵の人ならこちらの気が緩むというかココロが許せるようになる。ともすれば突然タメ口になるような、敬語なんて煩わしい、という気分になるのだけどさすがにソコまではしない。ようするに今までの硬さは何だった?てくらい極端なまでに相手のフトコロに入れそうな気持ち。でもソレは相手に失礼だからソコまでは入らないワケだけど。あくまで気持ちの問題だ。そのくらいの気はあるよと。
ワタクシは他人と距離を取るのがヘタだ。いきなりどっと距離を詰めるのは相手に失礼だと思うから必要以上に距離を取ってしまう。だから人によってはそっけなく映ると思う。だからソコまで待ってくれと言いたい。数分じゃダメなんだ。20〜30分ぐらいの間に、相手がワタクシのコトを「あーこいつはこういう人なんだ」「しょうがねぇーな」と思ってくれた方がこちらとしては気がラクになる。ヘンに期待してもらっても困るのだ。
相手の態度が柔らかくなったり好意を持ってくれてるなというのはこちらに伝わってくるモノだ。たぶん同じようにワタクシが思ってるコトも相手に伝わってるのだろうけど、そういう伝心が成されれば、意思疎通の土台ができた、場が少し和んだという感じになる。まぁ、お互いの存在に慣れたというコトだろう。
ソレにしても笑い上戸のオバちゃんだ。「親が月20万で子供10人もいたら子供手当が親の収入超えちゃうじゃな〜い!そんなバカな話あるぅ〜?ワタシなんか子供いないから得するコト何も無いわよ〜」「赤西くんみたいな帽子、かぶりたいのよねぇ〜!」などと言っては笑ってる。楽しそうだ。ワタクシはなんとなくだけどオバチャンたちに受けがいい気がしてる。同年代にはさっぱりだけどな(笑)。もしくはココは床屋だから「若い人」は基本来ないので(世間一般的にはせいぜいが中学生までなんだろう。ソコまでいったら「子供」だ)、オバちゃんから見てワタクシみたいな「若い人」と話すのが嬉しいのだろうか。