■
本関係は、今年はマンガをよく読んだ。今まで自分内で「あえて封印!」のよな、マンガは見ない制限をしてたのだけど(つまらないというのもあるし、どちらかというと本を読む方が楽しかったので)、その封を解いて久方ぶりに見たマンガというのは「意外に面白いマンガもあるのだな〜。マンガも面白くなってるのだな」というのが正直な感想。
哲学本とかよりある意味もっと哲学的というか、エッジが鋭い最先端なモノが盛りこまれてたりする。あと昔読んだコトのあるマンガをこの歳になって改めて読んでみると、ストーリーの見え方がよりハッキリしたり、現在の時代背景などを加味した上での新たな発見などがあったりする。
今、面白いなと見てるマンガは『ハチワンダイバー』。この作品は今年のマンガ大賞みたいなのにもあげられてる。とにかく字がデカい!電車で5m離れてても「あ、あの人ハチワンダイバー見てるな」と分かるくらい(笑)。あの作品ではあの写植文字も絵の一部なんじゃないかと思う。ダレないしテンポもいい。引きこまれるマンガだ。
同じヤングジャンプでは他に『タフ』と『犬のジュース屋さんZ』を見てる。今までモーニングが楽しみだったけど『ムーたち』『僕の小規模な生活』が終わってしまったため、モーニングで読むのがなくなった。ヤンジャンと逆転してしまったのであった。
あとはようやっと「十七歩」対決が終わりそうなヤンマガ『カイジ』。そして同じ福本作品のマガジン『零』。こっちは話の展開が少年誌だからか今のトコロテンポがいい。
スピリッツでは『バンビ〜ノ』『ボーイズ・オン・ザ・ラン』。そして再開した『ホムンクルス』。ビッグコミックでもオリジナルの方は『PLUTO』。つい最近、手塚治虫オリジナルの方の『地上最強のロボット』を見たけど、アレからするとまだまだ先は長そうだ。
そしてスぺリオール、待望の再開『キーチVS』。今号でなんかやーっと面白くなりそうな感じがした。のと同時に話の方向性がなんとなく見えてきた。ただソレは「あんま面白くないなー」というネガな気持ちも無くはない。ほんの微量だけど。まー大人だから仕方ないのかな、と。甲斐たちが「組織」になるのは想定内というかしょうがないコトだろう。大人になると何かと腰が重いのだ。ソレはキーチも含めて。ただまだまだ話は始まったばかり。この先どんな爆弾を爆発させるか楽しみ。