小ネタ3本。
◎小ネタその1。毎年5月になると家の近くにあるマーガレットたちがいっせいに咲き出す。ワタクシの好きな花です。今年もワっと満面の笑みを称え咲いてる。今ケータイの待ち受けはマーガレットちゃんたち。梅雨入り直前まで楽しめる。
◎小ネタそにょ2。ヱヴァの劇場版第2弾「破」が夏とか?に公開されるらしい。アスカは式波(シキナミ)と名を変え、新たに真希波(マキナミ)という女性キャラも登場。レイの綾波といい「波」で統一されるのに意味があるのか、、?と思ってフト、シンジの名前が「碇」だというコトに気づいて、碇+波=「破」、になるな、とひらめく。たぶん何か意味があるんだろうなぁー。
◎小ネタしょにょ3。今、発売中の最新号のスペリオール『キーチVS』は見といた方がいい。とうとうキーチが本音を言ってる。たぶん今までのは「壮大な前フリ」なんじゃないかと思うくらい。
国家に抗いながらも「組織」に属してるキーチに違和感がずっとあったけど、まぁでも甲斐たちに利用されつつ利用しつつでやってくしかないんだろうなー、とは思ってたけど、やっぱり決裂、という感じだよね。「汚れた」モノでも自分の考えを理解してくれるなら、こちらもある程度は我慢してやるか、でも我慢できなくなった、とうとう堪忍袋の緒がキレたという感じでね。
ソレでキーチにはやっぱり両親を失った「あの日」があって、ソレが人間不信のオオモトなワケだから、座長と呼ばれる女性同様怨みはあるんだよね。ただ怨みの深さがちがう。
座長の「この国の力のある人」を殺せばソレで怨みは晴れる、というその考えに「本当にソレで気が晴れるのか?」と。オレは、オレ自身がイライラするヤツを見たくないからソイツらを何とかしようとしたけどキリがない、と。
キーチは慈善で人助けをしてたワケじゃないんだね。自分をイライラさせる存在を無くしたいから、なんだよな。
人は簡単に死ぬ。自殺でも他殺でも、ほっといても寿命が尽きていずれ死ぬ。人はいずれ遅かれ早かれ死ぬのが当たり前なんだから、ソレをオマエが手を下したトコロでオマエの怨みは晴れるのか?ソイツの存在を消したって同じようなヤツがたくさんいるんだぞ。キリがねぇー!だったら「殺す」なんて簡単なコトしねぇで、生かしといて現実を見せつけてやろう、オマエがいかに汚れてるか、この世界がいかに信じられないか見せつけてやろう、というコトなんじゃないか?
キーチは人に裏切られた感がいっぱいあるけど、ソレでも根底には「人を信じたい」という想いがあると思うんだよね。だから座長に「汚れるな。オマエは綺麗なままでいろ」と言うんだよな。オマエを信じさせてくれ、というね。かたや「オマエもオレを裏切る側なのか?」という想いもあるんだろう。孤独なんだよな。オマエもオマエ自身を裏切るのか?偽るのか?「偽装」するのか?その心の叫びを聞いて、座長がどう受けとめるかだな。
でもコレで本来の疑問、「大人になったキーチはどうやって国家に抗っていくんだろ?」というトコロに戻ったと思う。どうやってキーチの「真っ当」を貫いてくのか?甲斐たちから離れ(または、また元の鞘の収まるのか?)、座長と手を組んでくのか分からないけど、この先の展開が気になる。