田舎に泊まろう！ 北九州７泊８日旅日記⑯。

おみやげに小倉城ストラップ！みたいなのがあればいいな〜なんて思ってたのになかった。こう、見た目そのまんま城で何城でもええやん！てヤツ（笑）ストラップ部に縦書き筆文字で「小倉城」とか、城の底面に金色で小倉城て書いてあるみたいな。もちょっと商魂を出しなさいて感じ。ガンバレ小倉城、、と思いつつそぞろ歩き。画像はリバーウォークというショッピングモール。こういうのはこっちにごろごろあるので素通り。
最後に行ったカフェは駅前にありながら、赤提灯とかパチンコがひしめく場所にあるのであまり良い立地とは言えない。でもこの店が滞在してて一番気分良かった。立地的に３０〜４０代のサラリーマンのお客さんもいる。ココでもチーズケーキを頼んだら、１店目のカフェと同じ厚さが薄くてみっしりして甘くないやつ！九州でベイクドチーズケーキと言えばこうなのだろうか？大いなる疑問。
事前に調べたトコ３店しか行ってないけど、こっちのカフェはエッジが立ってるワケでもなく、東京ほど差別化の方向にまだ進んでないと感じた。カフェ自体の存在が少ないので「あるだけ」で価値があるみたいな。いい言葉で言えば「ゆる〜い」。やっぱり店数が多いと味やサービスの競争力が出てくるから、レベルを高めていける。３店ともカラーはソレゾレ違うけど、オーセンティックなカフェの域を出ないので、コレからはドッグカフェとかライブカフェとか○○カフェみたいな、＋αを持つカフェが出てくればいいのでは、なんて思う。
残り時間でおみやげを物色。こっちに来る前から「ひよ子」と「二○加（にわか）せんぺい」にしようと決めてたけど、一応一回りぐるっと見てからやっぱりこの２つにする。二○加せんぺいは、小学生の頃よく田舎のＴＶのＣＭで流れてたので、ワタクシの中ではこっちといえばコレ。あとひよこはこっちが本場なので。ところでひよ子の会社は「吉野堂」といって、他の会社の名産品で「チロリアン」というお菓子があったりして、１人ほくそえむ。ね、ヨシモさん！みたいな（笑）。小倉のお菓子に共通点あり、だ。１週間後にヨシモさんの出演イベントがあるので、ひよ子のストラップを買っていく。
「ひよ子の親子」なんていう、こぶし大のひよ子と普通サイズのひよ子がセットのやつがあった。だがコレには１つ重大なまちがいがある。よく考えてみてくれたまえ。ひよこの親は「にわとり」だろっ！（笑）。もうすぐさま心の中で突っ込んだー。だし、こんな大きいの口ん中がモガモガしてしょーがないよ。コレをスーベニール！と思ったけど賞味期限が１週間でギリギリ過ぎるのでパス。嫌がらせかっ！て言われそうだな、コレ持ってったら、はは。

門司に戻って。いよいよ明日は東京へ戻るので、懐かしむように門司の商店街を歩く。小学生の時はケッコー活気があったこの商店街も、今ではシャッターを閉めてる店が多い。あそこもここも。時の流れを感じるなぁー。昔からあったスーパーやショッピングセンターの中に入ってみたら「中こんなせまかったっけ？」と思った。ココでも自分がでかくなったのを感じる。
夜はいのしし鍋を食べた。別に門司はいのししが名物とかじゃないと思ったけど。でもめちゃくちゃうまかったので、１人で肉を半分がた食べてしまった。「どんどん食べり」て言うから。いのししの肉はいったんゆでて水で洗って臭みを取る。鍋の具は肉、白菜、豆腐、しいたけのみ。肉から旨みも出るけどソレだけだと足りないので、顆粒のガラスープの素を入れる。取り碗にこのスープとポン酢醤油を少々入れるとバクバク箸がすすむ。シンプルなんだけどモノ足りなさが全然無い。肉が２〜３ミリ厚で「噛んでおいしい」やつだから。かんでると肉の旨みがじわじわ広がる。けものくささも全然ないし。たぶん豚じゃダメなんだと思う。豚は脂がうまいんだと思うんだよね。あとしいたけがいい仕事してる。しいたけはあなどれない。でっかいかさのヤツで軸は切ってあったけど、別にでかくなくても構わない。いいだしが出る。
　♪ＢＧＭ♪
　ＪＯＹ　ＴＯ　ＴＨＥ　ＷＯＲＬＤ／Ｔｈｒｅｅ　Ｄｏｇ　Ｎｉｇｈｔ
　ＲＩＮＧＩＮ’ＬＩＦＥ／ＯＶＥＲＣＯＡＴ’Ｓ