３月３０日〜４月６日。その６

「よく来れましたね〜！」
うん、自分でもそう思う（笑）。よく話す人にギリで間に合った話をしたら言われた。だって事前に調べてた情報ともちがうし（バス停とかバスの系統とか）電車は反対方向に乗るし、しかも初めて行く場所で、走りながら考えるヒマもなく、加えて言えばワタクシは方向音痴で、奇跡がいくつも重なったようなモノだ。
こちら相原でのワタクシの担当は３日間とも計測だった。誘導もいいけど、前日に計測の面白さも知ったトコロだし、もっとやりたいなと思ってたのでちょうどよかった。
短期の人て、わりとフレンドリーでオープンな人が多い。まぁいやだなとか苦手だなとかいう人でもたかだか１週間なのだから、というのもあるだろうし、１週間だからお互い深入りせずにさらっとした関係で過ぎればいいみたいになってもオカシクないのに、とくにそういう人もいなくて、向こうからも積極的に話しかけられるし、だからワタクシもどうでもいい話とか気軽に話せた。今回もそういう人がワタクシのまわりに何人かいた。まぁ短期とはいえ共に同じような苦労をするワケだし、どうせなら楽しい場にしたいしね。ワタクシは誘導と計測を担当したので、どちらにも話せる人がいた。スタッフの人もとくにいやな人もいなくて、気さくに話しかけてくれたりして、人には恵まれてたような気がする。
計測をしてると、いろんな学生がいて面白い。新１年生なんかはまだ小学５年生ぐらいに思える。たぶん男はある意味小学５年から成長していない。でも大学に来れるんだから、ワタクシよりは確実に頭は良い。だから「頭のいい５年生」という感じだ。
女の人は体重を気にするのカモしれないけど、男は身長を気にする。多くの学生に「盛ってくださいー！」と言われる。言われたとおり盛ってあげる。てか言われなくても基本盛る。
身長の数値はソレほど厳格じゃなくてもいいんじゃないかなあ、と。見るからに体育会系スポーツ系な学生は、もしかしたら数値も大事カモしれないから、盛りもせずリアル数値で書き込むけど（普段から測ってるカモしれないし）、その他一般の学生はソレほどねぇー、厳格じゃなくてもいいんじゃね？てコトで、「１７４・６」だったら「１７５・０」て書いちゃうし。そのくらいの盛りはする。男は１７０と１７５でラインがあると思うんだよ。だから何ミリ足りないとかまた今回もダメだったーてガッカリされる（ホントに肩落としてガッカリする）よりは喜んでもらったほうがいい（ホントに顔と声のトーンが明るくなる）。はじめはわりとリアルに書いてたんだけど「ちぢんだぁー」て人が多かった。そんなにちぢむかー？と思うけど、ちぢんだちぢんだ言うから、ソレからは盛ってあげるコトにした。ソレでもちぢんだ言う人もいるけどね（笑）。でも「○○ｍｍ伸びたあー！」とか友達と言い合って、勝った負けたとか、全く反応が小学生と変わらず見てて面白い。でもソレね、誤差の範囲だよ（ボソリ：笑）。
身長測るときにグイーン！と力いっぱいのけぞる人がいるんだけど、アレも何ミリか損してるし（言わないけど：笑　のけぞれば良いてモンじゃない）、もっと言えば頭の平らな部分と出っ張った部分てあるんだよな。平らな部分よりかは出っ張った部分で測ったほうがいくらか得だよな。だからのけぞるより己の頭の形をよく知っておいたほうがいいんだよ。で測るときは出っ張った部分が身長計のバーに当たるようにすれば。
あといくら髪の毛をふわっとさせてもダメだね（笑）。測ってると「ずぶずぶずぶ、、」てバーが沈んで「アレアレあれぇ？」て頭になかなか行き着かないから、もういいやこのへんでとか。測る人によって誤差がいくらでもあるよアレは。サジ加減は多分にある。ミリ単位は誤差だね、はっきり言って。デジタルだとそういう面白味はないだろうけどね。
あとイマドキは体重を気にする男もケッコーいるんだよなー。いや「太ってる」じゃなくて「やせちゃった」なんだよ。自分のカラダが細いとかやせちゃうコトを気にしてる人も少なからずいた。食べても太れないとか。１７５ｃｍでも５０Ｋｇ台とかふつーにいる。５６とか５８とか。身長マイナス２０はもう痩せすぎでしょう。ワタクシの感覚だと身長マイナス１０ぐらいだよなー。そのくらいが適正だと思うんだけど。だから身長のあとに体重量ってふと目をやると「そうねー、やっぱりねー、細いわねー」ていう。ワタクシが子供の頃なんかは「もやしっ子」ていう言葉が流行って、ワタクシは自分で「もやし」だと思ってたけど、そんなワタクシより今の学生は細いから、ワタクシからすれば「かいわれ」よ。生まれながらにしてデフレとか不況とかで食が細いとか、外で遊ばなくなって筋肉量とかカラダができあがってないとかあるのカモね。