SYNCHRONIZED☆SINGING Vol.5
今月はイベントラッシュなんだけども、その中でも目玉のいずみさんライブ2DAYSがありましてー、ワタクシ10日11日両日とも観にいってきたので、今回はまずその1日目である『SYNCHRONAIZED☆SINGING Vol.5』の感想ですわよん。
略すけどシンシンはもう何年ぶりなんだろうね?てくらい久しぶり。「アレもうやんないのかな、、?」なんて思ってた頃に発表がありまして、今回はQuinka,with a Yawn嬢と菅原龍平さんをゲストに、音楽隊にkimm嬢(EG)、大橋エリ嬢(P:ちなみにエリさんはいずみさんちのおとなりに住むミュージシャンです)、金子覚さん(B)というスペシャルバンド!で、ワタクシはゲストの方々も初だし、今回のバンドがどういう音を出すのかなあ、と、しばらくワンマンばかり観にいってたので、たまにはこういう実験的で「どっちに転ぶか」的なライブも面白そうだよなーと、かなりワクワク度も高かったであります。
この日は東京はお日柄も良く〜(寒いけど)富士山拝めるかなぁと思ってたけど、なんかかすんで見えなかったな。明日に期待しよ。時間もあるので倹約的にいつもの代々木上原下車ルートですよ。駅構内の本屋とか駅前の幸福書房とか、シブヤへ向かう途中にあるカッコいい本屋とか本屋のはしごをしながら、のんびりと。コレは道中の途中の代々木八幡直前の踏み切り前。
で、時はすっとんで開演前。本日は席がなんとひじかけ付きでありますのよ!テーブルもソコココにあったりしちゃうんですよ!テーブルに上着とか荷物置けるんですよ!ブログにも書いたけど、前回のワンマンではパイプイスでLCCのエコノミー並(想像)のスペースしかなかったのだけど、今回はゆったりファーストクラス!快適〜。20席分ぐらい減らしてるんだろうか?おそらくシンシンのようなイベントだと、こういう席の感じなんだろう。明日もこうだったらいいけど、、まぁちがうだろな。ワンマンだし。
「あと30分で始まりますよ〜、、」といずみさんの娘さんの真里亜ちゃん。お手伝いしてる風をよそおい(笑)。旦那さんである監督に抱かれてる次女のひかるちゃんが、もうなんだかテディベアみたいな、「ふにゅうぅぅ〜〜」としててきゃわゆい!なんかホント「榊家のおうち出張版」みたいな感じだよね。「@7thFLOOR」みたいなさ。家の拡張版なんだよ、ライブ会場てより。100人ぐらいがおうちにお呼ばれしてる感じ。
開演後、初めはいずみさんとkimm嬢のエレキギター、エリ嬢のパーカッション、金子さんのベースのスペシャルバンド(以下こう書くコトにする)で、桑名正博『セクシャルバイオレットNo.1』、山口百恵『ロックンロールウィドウ』、あと歌詞に「レディオジャック」て出る歌(曲名知らず)をカバー3曲。桑名氏は最近亡くなられたので捧げる意味もあるし、山口百恵のロックンロールウィドウは、動画で(武道館だっけ?)カバーして歌ってるの観たからさ。その時kimm嬢もギター弾いてるからね!「おおお!」とか思って。ノッケからとばすぜ!
その3曲の後いずみさんがゲストであるQuinka嬢呼び込み、スペシャルバンドいったん退出。Quinka嬢の歌2曲。たむらぱんに似てるな。たむらぱんに吐息増し増しボイスにした感じの歌声。カフェに流れてそうな曲調と、乙女心を刺激する(ような)歌世界。ホンワリ陽だまり的音楽なので、前3曲の「とばすぜ!」との切り替えが、、(笑)。ココロの引き出しにしまい忘れてる(失礼:笑)乙女心をいずみさんは刺激されたようで「キュンキュンするぅ〜」とのコト。女性は誰でもこういう部分はあるんでしょうな。
いずみさんが加わっていずみさんの曲『七色のクレヨン』をセッション。まずQuinka嬢がソロで歌う。紙に描いたパラパラ漫画のような映像で、TVの前に座ってる少年が青年に成長して日々の生活をおくってるイメージが浮かぶ。ソコにいずみさんが入ってくると、その男のコのおかあさんが出てくる。おかあさんと少年が手をつないで歩いてるイメージ。いずみさんが歌う場合は、ワタクシの勝手なイメージだけど以前書いたようにもっとやさぐれるというか、男度が増すというか、、なんかねーぶっちゃけ葉っぱ加えたドカベン岩鬼が下駄鳴らして歩いてるイメージなんだよねー(爆)。。ずいぶんちがうよね、イメージが(笑)。
あといずみさんと歌ったQuinka嬢の「メモリア〜」て歌ってる曲で、Quinka嬢が舌足らずで英語で歌ってるのが、彼女の歌声とすごくマッチしてたな。
お次は2人目のゲスト菅原龍平さん。メッセージ性とか主張が強いワケでもなく、さりげなく自分の心情を歌ったような、真っ当な歌という印象。Quinka嬢とはまたちがって、彼の方がいずみさんの音楽世界との親和性が感じられる。スペシャルバンドと菅原さんとのセッションでいずみさんがカバーした菅原さんの曲が、いずみさんの曲に近い感じで、すんなり受け容れられてノリも良かった。
そしてつけまのカバー(笑)。もう「何でもあり」だな。カラオケ状態。きゃりぱみゅ(言っちゃった)好きだという真里亜ちゃんが、一歩一歩おそるおそる「あの曲」を歌うステージのいずみさんに近づいてく。いっしょに歌いたいのかな。
あといずみさんのSWIMMERもセッション。やっぱり他人が歌うと、思い浮かぶイメージもずいぶん変わるよね。
いずみさんによるとこのイベント、もともとは「佐野元春ナイト」にする考えだったらしいよ(笑)。ソレで菅原さんにオファーしたらしい。なので佐野元春のカバーも1曲。いいよな、佐野元春ナイト。次々と演者が「こんばんは、佐野元春です」てステージに上がって、「ども、佐野元春でした」て退出。モノマネはデフォルトでね。「最後は、、やっぱり佐野元春さんです!」つって演者全員でサムデ〜イ熱唱。以上妄想でした(笑)
本日のゲスト退出後、後半はいずみさんオンステージwithスペシャルバンド。失格、Hello,Hello、目の前のドアを開けろ、1982年の缶コーラ(コレまた灰とダイヤモンドの映像がよみがえる!)、<アンコール>まんまる、ラストはサルの歌(弾き語り)。もっとやったかな?2日目とごっちゃになっちゃうんだよな。
スペシャルバンドは組んで日も浅いから(本番はこの日が初)、正直あまりアドリブは期待できないけど、逆にオリジナル度が高い演奏なので、ソレはソレでよかったな。やっぱりkimm嬢がいるといずみさん1人より、より一層昔にタイムスリップしやすいよね。「うおお!あの映像の再現〜〜!」とか勝手に盛り上がっちゃって(笑)。
エリ嬢のパーカッションは軽快だったし、kimm嬢のエレキと金子さんのベースで重みと深さと厚みが加わって、バンドの音も大変おいしゅうございました。
3時間近く、盛りだくさんな内容でちた。
夜のシブヤで待つのは好きじゃな〜い♪