榊いずみ20周年はつづくよツアー『明日の話、始めよう』@渋谷7thFLOOR。その2
そんな先輩であるいずみさんの影響て、やっぱり受けてるんだろうね。バンドの音楽が影響を受けて変化してく過程、とか逆にいずみさんの相棒「以前」はどういう感じだったのか、とかちょっと興味持ったなビードローズ。そういうコト考えたコトなかったから、「言われてみれば」的な意外性というか。まぁ影響受けて当然なんだよね。いずみさんも影響受けてるのかな。
今はもうあまりに2人でいるコトが自然すぎるから疑問すら浮かばないけど、初めは誰かからの紹介とかであったとしても、やっぱりお互いの音楽性に何かしら魅かれるモノがあったから(言語化できない感覚的な「何か」であったとしても)今の関係があるんだろうしな。
オープニングアクトであるビードローズが演奏を終え10分後、いすみざんの登場。今度はいずみさんとワタルくんの2人ギターで、プラズマ、上海バンドネオン、永遠のパズル、WINDOW。しょうがないコトなんだけどバンド→2人アコースティックギターになるので、音の迫力がどうしても減ってしまう。グンとね。でもコレは徐々にいずみさんの声量で回復してくんだけど。
弾き語りには弾き語りの良さがある。音が少ないからシンプルに響くし、その分歌詞が良く聴き取れるという利点もある。弾き語りに向いてる楽曲、てのもあるよね。逆にバンドで賑やかに演った方が向いてる曲もある。どっちもイケるのもある。プラズマなんてどっちもイケるよな。曲自体がカッコいいから。上海バンドネオンはワタルくんがアコースティックギターでイントロをガンバって再現してて(笑)面白かった。永遠のパズルは定番の良さで、WINDOWは聴きたかったので、聴けてよかった。
あとは例のごとく曲順覚えてないので順不同で。
バースデイキャンドル、蜘蛛の糸、バニラ、失格、歌え!君の歌を、君なら大丈夫だよ、太陽。こうやってこの日の曲を思い起こしてみると、やっぱりツアータイトルの『明日の話、始めよう』に沿ったような選曲になってるのかなー、なんとなく。まぁまた名古屋とか松阪で演奏する曲も変わってくるんだろうけど。バースデイキャンドル、蜘蛛の糸、歌え!君の歌をは弾き語り向きかな。抑えめ静かめの曲はそうだね。でも蜘蛛の糸はまだ聴くの2回目だから、バンドでやったらまた面白くなるのかな。君なら大丈夫だよはいずみさんのデビュー曲で、20周年だからこの頃よく歌ってくれる。バニラ、失格はカッコよかったな〜。バニラは最後、いずみさんが「ウオォォォーー」て叫びながら、演奏終わりを合わせるためにワタルくんと向き合ってスパッと終わる、この一連の流れとダラダラ続けないいさぎよさがシビれる!つい「クール!」て感想が出ちゃうよね。ガイジンじゃないけど(笑)。失格はワタルくんのザクザクギターで、あのザックザクした音も好きなんだよね〜ワタクシは。ホレるよね。アレも弾き語りの醍醐味ていうか魅力。
その3につづく。