太陽。
買い物してたら、店内でカラーボトルというバンドがカバーしてるいずみさんの『太陽』が流れてた。店内騒がしいし音量が大きくないので聞き取りづらかったんだけど、なんかこのメロディと歌詞聴いたコトあんなぁ、、とスピーカーのそばへ行ったらすぐ分かったよ。コレかぁーと。
まずいずみさんの歌をいずみさんじゃない人が歌ってるというのが新鮮だし、さらに男の人(カラーボトルは男3ピースバンド)が歌ってるというのがまた新鮮。歌の主人公は女性なんだけど、男の人が歌ってるというだけで、なんか視点が変わるような錯覚があるね。もちろんカバーといってもまんまじゃなくて、彼らのバンドの音なんだろうし、間のフレーズとかはちがう。
なんかの雑誌で彼らのインタビュー記事を読んだけど、この歌を選んでカバーした理由に「3・11後」という意味合いもあるのかな。そういう視点もまた新鮮だった。コレはいずみさんをよく聴いてるディープなファンは余計そう思うだろうな。
この『太陽』を通じて、若い人が「橘いずみ」という歌手がかつていたというのを知って、今は榊いずみと名を変えて現役で歌ってまっせ!てトコまで辿り着いてくれるとありがたいね(笑)。やっぱ今の時代橘いずみが足りないと思うし、いつの時代もこういう歌を欲してる若者が絶対いるんだと思うんだよな。そういう人たちに出会いがあるといいね。
思えばワタクシもバイト先の本屋で『サルの歌』を聴いて、いずみさんを知ったんだからなぁ。こういうのは縁だ。