Bottoms of Barrels
Bottoms of Barrels Tilly & The Wall by G-Tools |
タワレコで、何かないかなーと物色してたら手書きのPOPに「ドラムの代わりにタップダンサー!!」的なコトが書いてあり、そういうのてどういう音になるんだろうなぁ〜と期待に胸躍らせて試聴してみたらば、コレがいいっ!
まず第一印象としては、ともすれば民族的で宗教的な(賛美歌・ゴスペル的な)感じも漂うんだけど、ようはコンピュータのサンプリング音のクラップ(拍手)をイメージしてもらえれば話は早く、ッタタッタッタタッタみたいなああいうスタッカートのバリバリ利いた感じ。パーカッシブ。ドンカッカッドンカッカッドンカッ♪て。もうコレだけで血が騒ぐというか、躍動感がある。
ソコにアルフィー的なコーラスワークもありーの合唱もありーの、ガレージもありーのスペインのフラメンコ的なのもありーの。ハープシコードとかアコーディオンがとてもマッチする。タップが加わるだけでコレだけ表現も幅が広がって面白くなるんだなぁー、なるほどなぁと思った。タップがない打ちこみのもあるんだけど、コレもいいんだよな。ネバーエンディングストーリーみたいな伸びやかさがあるファンタジーみたいな曲。ボーカルは男女ともちょとIMO(イモ)ぽいんだけどさー。でんぷん質がある感じ?(笑)。でもやっぱメロディーがいいんだな。音符が突飛なアップダウンをしないで、キレイに1段1段上がり下がりして連なってる、流れるようなメロディー。
コレは買う買わないは置いといて、とりあえず一聴してみる価値はある逸品。ワタクシは⑨⑩のべったり曲(男性の歌声がべったりしてる)以外全部好き。②から盛り上がってくるよ!