過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
ムダなコトは1つもない。未来とは「今」の連続である。

へたな鉄砲数打ちゃ当たる。へたでも打たなきゃ当たらない!をモットーとする
かたことの極私的「雑誌系」サイトです。(since 2004 Feb.)

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 やぎ本。⇒本が大好物なやぎのぢぇーむすくん(a.k.aかたこと)がオーガナイザーを務めるやぎの本棚、略して「やぎ本」。本や本にまつわる情報の紹介。神出鬼没でごくまれに登板します。
 ◇最新本◇  今年(といっても2021年だけど、、)読んだ本。後編 

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 Everyday39(エブリデイ・サンキュー)⇒katakoto cafe、やぎ本。につづくかたこと第3の架空のブランド。かたこと流に「毎日が楽しくなる」新たなアイデアを加えたグッズ関係のブランドです。
 ◇最新グッズ◇  『靴箱→ファイルボックスへトランスフォーム!』 

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さらっとものすげぇぇぇコト。

昨日はなんだか朝から時間に追われる日だったよ。ひえ〜いって感じ。16日だから何でもない日だし、雨も大したコトないからだいじょーぶ!だろうとふんでバスに乗ったが、途中から全然動かない、、。バイトに行くのに基本は電車なのだが、やむをえない場合のみバスを利用する。そんなやむをえず時にこういうアクシデントが重なるともーどーしよもない。仕方がないのでバスを降りてバイト先に電話を入れて走る走るオレたち。汗だくだくのまま雪崩れ込むように戦場へ。仕事も一息つくヒマもなく、MAXのままあがり。5時なり。そんな疲れ気分だけど、コレからライブぅ〜いえい♪というコトでレツゴー新宿→→→→→

場所は新宿Naked Loft 開場6時半/開演7時。ヨシモさんがアプリコッツのアネ子としてゲスト出演する。説明しよう。アプリコッツ(The Apricots)はヨシノモモコさん(通称ヨシモさん)がドラマーの虹色ハーモニーBANDである。今は活動休止中なのでアプリコッツでしかもアネ子嬢のソロてどんな形でやんの??というのが大いなる疑問で、こちらの想像力を掻き立てられるのであった。
でワタクシは疲れ気分を解消せんとセガフレード一休み。柔らかい本で頭もリラックス、と決めこんで読みふける。座ってる席から時計がナナメながら見えるのだが、こちとら疲れてるのでまだまだ5時半だいじょーぶ、、とタカをくくって、しばらく読書をつづけてぼちぼち行こかな〜♪と正面からまともに時計を見たらば7時過ぎてるでないのぉー!!どうやらナナメから時計を見たから針を読み間違えたらしい、と急ぎ足で歩きながら思う。みなさんもアナログ時計には気をつけよう、、。
まぁでもゲスト出演だからいきなりド頭てコトはないだろー、とふんでいたらま〜だやってなかったよーー。お客さんが埋まるまで待つべや、というコトみたいでアブねアブね。思えば新宿に着いた時点でもう6時なはずだから、そうゆっくりもしてられなかったわ〜。まだ田舎気分が抜けてねぇ〜(笑)。田舎気分と言えば、入るなり「てけねい〜じぃ♪」て某田舎番組のOP曲が流れてたので、ちょーど自分が今書いてる日記の題名とビンゴだったので笑う。
ココNaked Loftは1階にある、というのがまず珍しいではないだろうか。いや東京じゃ珍しいあるよ。思う所は下北の440しか浮かばない。1階というコトは爆音系はNGであろう。てコトは自然とアコースティック。ココがたとえ花の大都会新宿だとしてもである。実際形は違えど弾き語りが主でした。ココはフードにも力を入れてるようで、沖縄料理が売り。なのでみんな座って、料理を食べたり飲んだりしながら生音楽を楽しむ、というスタイル。店面積は四谷天窓ぐらいだなたぶん。
店の前面がアコーディオン式のガラス窓になってるようで、アコーディオンが畳まれたそこんとこも席がつくられている。でソレだと風通し良すぎの見えすぎちゃってコマルノなので、丈夫そうなビニールがワっとかけられてる。透明の。なんだけど「透明」といってもビニールのソレはクリア度が低いのでボヤけて見える。唄ってる横から信号が赤に変わるのが見える、というのもなかなかないシチュエーションなのではないか。ライブ会場のこっち側(=店内)はさしずめラジオのブースのような塩梅である、というと分かり易いだろうか。通り掛かりの通行人がときおり覗く。
そんなレイディオぷりにアネ子嬢は拍車をかける。演者と演者の繋ぎ役としてアネ子嬢曰く「場内アナウンス」というコンセプトを今回編み出してきたのである。コレは斬新だ。与えられたマイク1本なりで、ラジオのDJ(ディスクジョッキー)さながら、トークトークトーク。次の演者がステージ上で準備をしてる間に、わきのアコーディオン席のとこで、アカペラでアネ子嬢が伸びやかに喉を振るわせたり(「ふるわせ」てなんかこっちの方がいいなぁ)、自分が唄った曲の良いところやオリジナルを歌ってる音楽人にまつわる話などをトーク
まさに「1人ラジオ」。ラジオというイメージソースをさらに推し進めるとすれば、このままステージでやってラジオブースにあるようなスイッチャー(とかって言うのか?)とか小道具を置いといて、聴視者から送られてきたハガキなんか読んだり(笑)、ときにゲスト(=このイベントに出演してる人たち)とトークしたり、レコードをかける代わりに自分が唄う、ていうラジオバージョンと、いわゆるライブとかのイベントでいうところの「DJ」の合間合間にトークを入れるDJバージョンもありなのではないだろうか?今かけた曲は何々でうんぬんかんぬん、、と解説説明しても親切で良いと思うんだけど、、。この曲のこんなトコが好きでとか、曲にまつわる話とか。前者はライブ寄りのアイデアで後者はDJ寄りのアイデア。ラジオバージョンはちょっとコントぽいけどね(笑)型通りのライブももちろんいいけど、そろそろステレオタイプを崩したスタイルの1つや2つがあってもいいんじゃない、て思うけどどーでしょー?
などとネボけたコトをぬかしてるけど、ヨシモさんのライブを見るとこーいう想像力を掻き立てられる。他の人ではまず思い当たらない。たぶんいろいろ制約がある中でひねりだした(ひらめいた)アイデアだとは思うけど、その「制約」と「ヨシモさん自身が楽しめるコト」の高いレベルでの握手がある。まずアプリコッツのアネ子で1人、という制約。こっちの想像はオケを流して唄う、かせいぜいがドラムを叩きながら唄う、ぐらいのコトしか考えられない。で店に来てみたらばたぶんドラムセットはないでしょう、というのは分かる。でアネ子嬢はアカペラやります〜と言う。正直なあ〜んだ、というガッカリ感は否めないが、そのマイナス感を覆す面白コンセプト。ヨシモさんはこういうコトを考える人だ。ソレを改めて思い知らされ感心してしまった。そういう企画面ばかりを期待しないでくれー、と怒られそうだが、やっぱりエンターテイナーだなぁ、とつくづく思う。
ヨシモさんは面白がりなのです。面白いコト収集、て書くとなんかみうらじゅん氏みたくなっちゃうけど(笑)、そじゃない。そじゃなくて、許容範囲が広いんだと思う。どんなコトでも気に入るトコロがあれば、自分の面白リストに並ぶんだと思う。でもツボにはまらないと何の興味も示さないだろうけど。ソコの線が割とハッキリしてると思う。コレて生きてる時間とかは関係するよねきっと。頭の柔軟さとか人間関係とか。あー、人間関係はワタクシが見えるトコロからでもたしかにあるだろうなぁー。やっぱ師匠とか見てたら憧れるしなぁー。そして自分が表現するコトももちろん好きだけど、人が何か表現するのも基本的には好きなはずだ。だから音楽人だし表現者なんだろうな。
ライブが終わって、田舎スーベニールをヨシモさんに渡す。ワタクシは何かモノが介在しないと話づらい。田舎がある小倉方面はひよ子(お菓子)の本場なので、ひよ子のストラップを。ホントはこぶし大ほどのひよ子(食べれる方)を買っていこかと思ったけど、賞味期限が1週間しかなくギリギリなので断念。ソレと普通サイズのひよ子とセットで『ひよ子の親子』なんだそうだ。ただ考えてみてくれ諸君。ひよ子の親て「にわとり」ダロッ、、!(笑)。ワタクシは商品を見つめながらココロの中でツッコミましたよ、ええ。まーニュアンスでね。言葉なんてニュアンスでいいんですよニュアンスで、、。あと小倉城ストラップとかがあればいい!と思ったのにそんなハイカラなモノも売ってないし。ガンバレ小倉城
ついお土産話にソレてしまったが、ライブ後でバタバタしてるので二言三言しかお話できなかった。そんな中でヨシモさんはさらっとものすげぇぇコトを言ってくださった。ソレについては内緒☆、ていうか時が来たら話します。だからその時まで今は口にチャック(←死語)。こりゃがんばんなきゃいけない!
ちなみに画像はいつだったかなぁーと思えば、アプリコッツ結成1周年というコトで持っていったモノ。あんずのトライフル。今回ヨシモさんがアプリコッツで、、というコトで思い出したと言ってた。やっぱりコレはインパクトあったのかなぁー。何年前だろ?作る際にABC3パターンぐらい考えていて、コレはBパターン。Aパターンの「あんずのケーキ」で作り始めたんだけど、スポンジ生地の1つが焦げたので(笑)Bパターンのトライフルに切り替えたのでしたん。
ワタクシはあげたがり。何かモノをあげたりするのが好きな人。でもソレて押しつけがましくもあるじゃない?だから気持ちとしては抑制が働くんだけど、コレが「お店」という場なら人もこっちに歩み寄ってくれるし、こちらも素直にできる。ソレが根っこだな、ワタクシがお店をやりたい理由の。
 ♪アネ子嬢がアカペラで唄った歌♪
 ①You belong to me ②Paper moon
 ③Local train(The Apricots) ④ケセラセラ