情報の階層。
ワタクシ、ツイッターもやってるんだけど(てか、基本的にはフォローしてる人のツイートを読んだり、まさにつぶやいてるだけで、いわゆるSNS的な使い方はしてないので「やってる」てホドじゃないけど)、6月12日にこんなツイートをした。
「かたこと @katakotocafe · 6月12日 中嬢の歌声て中島みゆき嬢にも聞こえるんだよなー」
コレは中村中(なかむらあたる)嬢のラジオ番組『よのなかばかなのよ』を聞いてて思ったコトをツイートしたんだけど、したら今月10日のニュースで、中嬢が中島みゆき嬢の『夜会』に出演されると知り、へぇ〜と思ったのちに「、、そういえば」とこのツイートを思い出した。もしかしたらみゆき嬢も「自分に似てるなー」と思われたのカモしれない。ワタクシのツイートから「夜会」の出演記事まで、この間約1ヵ月だ。
そういうコトがあったので、ココで10日のブログ『未来を先取り』と11日の『本日のヒトコト』でチラリと書いたんだけど、実際は「中島みゆき嬢の夜会に中嬢が出演」というのが正しいワケだから、ワタクシの予見というか「歌声似てる」は関係ないちゃあ関係ない。でもコレは受け取り方の問題なんだよ、たぶん。
ココからが本題。
もしワタクシが約1ヵ月前に「中嬢が夜会に出演する」というニュースをズバリ予見してたら、ソレは予知能力というモノだ。でも実際はワタクシは「歌声似てるなー」だったワケだ。コレは結果だけ見れば全然ハズれてる。でもたとえば「中嬢が夜会に出演」という具体的な情報、のもうちょっと手前、より大きなくくりでいうと「中嬢とみゆき嬢が何か関係する」という、もうちょっと抽象的・アバウトな情報、ならコレはまさにドンピシャなワケだ。
ココで11日のブログに書いた「受け取った情報が、実は別の意味を持ってて、そっちの情報が『真』だ」というね、ソレにつながってくるワケ。今回の場合は「具体ではハズれてるけど抽象化するとあながち間違ってはいない」となる。こういうのて、過去にもあったけど見過ごしてたカモしれないし、ワタクシじゃなくてもあると思うんだよね。一見ハズれてるようだけど、見方を変えてみると合ってるカモしれない、ていう。ピントをちょとボヤかす、ていうかね。
で、思ったんだけど予言とか占いて抽象的じゃん。まぁ予言は何百年とかの時を経てる場合もあるから。遠い未来のコトで、その予言者が生きてる時代には無いモノとか、例え様のないモノがビジョンとして見えたりするコトもあるんだろうし。ビルなんか昔の人が見たら、建築物ぐらいは分かるだろうけど「大きい石の壁」とかさ、そんな言葉でしか例え様が無いだろね。「夜でもまるで昼間のように明るい」とか。だから抽象的になるんだよ、てのがひとつ。
あと占いとかで具体的にどうこうていうよりは、なんだかボヤかした、アバウトな言葉の占いてのもあるでしょ?雑誌の巻末によく載ってる占いなんかアバウトだよね。アレはたぶん具体的な出来事は、各自思い当たるコトを当てはめてごらん、てコトなんだろうなと。人ソレゾレでしょ?具体的なコトてのは。ソレより「大きなくくり」、1つ手前のコトならまぁだいたい当てはまるでしょう、てコトなんだと思うんだよ。
たとえば道を聞いてる人と地図を持った占い師がいて、大通りのトコロまでは教えられるけど、あとの入り組んだ路地は地図に載ってないし、でもだいたいの方向はわかるからそのへん探してみては、、てコトなんだと思うんだよ。明確な宝の位置までは分からないけど、宝がそのへんには埋まってるはずだよ、と。だからソレを当たってるとかハズレたとかてより、ソレをヒントにして、より具体的な出来事、自分に思い当たるコトを当てはめてみなさい、てコトなんだろうなと、そう思うんだよ。
ズームインばかりしてないで、もうちょっとズームアウト、「引き」で見てみなさいよ、とも言えるな。コレが「抽象度を上げる」てコトなのかな。