作りたいカフェのメニューイメージについて。
Oーガニックカフェが6月30日をもって閉店したらしい。中目黒は前にレストランへ働きに行ってたので、その時たまにおーガニックカフェに行ったりもしたけど、ランチ時はまわりで働いてる人と思われる人たちで賑わっていて、山盛りのプレートランチなんかを女性がへーきでモリモリ食べて、そんな光景がちっともイヤではなく、微笑ましくも思えた。オムレツブレッドなんてケッコーくる量なんだけどね。そーいう光景ていいなぁ、てのがある。もちろん「好きなモノをちょっとだけ」ていう好みの人もいるだろーけど、がっつり食べたい女性もいるだろな、とココを見たら思う。
何日か前に書いた「甘党カミングアウト」という言葉。TVを見て初めて耳にしたのだが(あまり一般的じゃなくて「造語」なんだろーけど)今、スイーツ(あえてこう書く)を食べる男の人がケッコーいるらしい。おおっぴらに堂々と食す人が増えていると。Nムコのプリン博覧会だっけ?でデコレーションケーキ大のプリンをオジサン4人が狂気乱舞ぎみに食す、という見てるだけで胸ヤケしそーな映像が流れていたが、実際男性の動員客数も目立って増えているというコトらしい。
とはいうもののワタクシなんかは依然としてお店でスイーツはチャレンジしがたい。パンとケーキが置いてあれば、パンを手に取ってしまう。ソコでワタクシのカフェのコンセプトの1つに「男が気がねなく甘いモノを食べれる店」というのがある。最近「男性限定スイーツデイ」を設けよう!とか思ったぐらいだ。実現させるかは分からないが。ただそのくらい潜在する甘いモノ好きな男性がいるコトはたしかである。
ただワタクシが作りたいのはいわゆる「パティシエ」がつくる「スイーツ」、ではなく素朴な「おやつ」という感じにしたい。パティシエの作るスイーツはそーいう店で買ってくださいと。
あと「いいな」と思う店てのがあるんだが、名前を挙げるとMルティグラの料理とか、中目黒のSヴォイとか。Mルティグラの和知シェフが作る料理は、こーパワフルというかエネルギッシュなんだけどソレだけで終わらない、何かピンと筋が一本通っているというか。マルティグラのカラーみたいな統一感が感じられ、ソコに魅力を感じる。自家製ベーコンとかケバブとかあーいうアラブ系のがいいなーと。Sヴォイはピッツァなんだけど、ココはマリナーラとマルゲリータしかない。そーいった逆にメニューを絞り込んでるのもいいなぁ、と。で店の雰囲気もいいし。スウィングが好きなバーみたいな感じなんだけど、実はピッツァ売ってますみたいな。
あとはCクテカフェの素朴な感じとか、Fレッシュネスバーガーの松涛店のホッタテ小屋みたいな佇まいとか、オーストラリアにあるbill2の明るく軽快な食堂みたいな感じとか。Fレッシュネスはアメリカの家みたいなとこがいいし。
こーやって並べると「明るく軽快」方向と「メニュー絞り込んで丁寧に作ってます」ていう素朴な方向とに分かれるんだよね。アメリカもいいけどイギリスの地味加減も好きだしーとか。コレてなかなか矛盾するコトなんで、どしたらいいかなーて思ってたんだけどね。まーソレは何日か前に書いたようなコトでほぼ解決したと言っていいでしょー。概略はなんとなく分かった?