『機動戦士クイン・ガンダム』(QG)登場人物3。(QG13)
EXOS所属。レイン・ギャレット(ノイツでは「ザイン・ガディス」と名乗っている) 21才〜25才。階級は少尉。
主人公のアルス・ギャレットとは兄弟で、アルスの兄にあたる。年齢は決定ではないが(登場人物すべて決定ではない)アルスとは3〜4才離れているという設定。
子供の頃は、レインとアルスとユウ3人が幼馴染み。年が離れているので2人のお守り役でもあり、2人にとっては頼れるお兄ちゃんだった。性格は温厚で文武両道。常に学校でもトップの成績だった。アルスの「ちょっと普通のコとはちがう感覚」にいち早く気づくが、それがニュータイプの兆しだと解るのにはだいぶ時間が経ってからである。レインはアルスの隠れた才能を注視しながら、成長を見守っていた。
時は一年戦争終結後、士官学校を首席で卒業したレインは地球連邦軍に入隊。次代のエースパイロット候補として期待されていたが、腐敗・堕落した組織の状況に疑念を抱くようになる。時を同じくして連邦内部の元ジオン兵やジオンの思想に傾倒するようになる。
レインと同様、連邦の惨状を見かねた者たちによる反地球連邦組織EXOSの台頭。連邦→EXOSへの人の流出が頻繁に。組織の内情を視察するために、連邦に籍を置いたままEXOSにレイン・ギャレットとして潜入。やがて実弟アルスがEXOSにメカニックとして入隊していることを知る。アルスもレインの存在を知ることとなる。アルスは反連邦のため、レインが連邦に所属してることに快くは思っていなかったが、レインがEXOSに入ってきたことで仲は(アルスの気持ち的に)修復され、かつての雰囲気を取り戻す。アルスとユウによってEXOS艦クルーたちともじょじょに打ち解け信頼されていく。
正式パイロットとしての任命拒否をジェイナスがしたため、クイン搭載型MS一号機、クイン・ファーストの正式パイロットに任命される。が、EXOSを裏切りクイン・ファーストを奪取、内通していた連邦内部組織であるノイツに加わる。ザイン・ガディスという偽名を名乗り、冷酷・非情な敵としてアルスの前に立ちはだかる。クイン・ファーストを改修したMSディルギオンのパイロット。連邦・EXOS・ノイツ3組織の内情を知る唯一の存在。
レインには心に秘めた考えがあった。ひとつは連邦がちゃんと機能するように中から正すことであり、もうひとつはあえて自らが敵になることで、アルスの中に潜在するNT能力を引き出しニュータイプに覚醒させるためであり、そのためにアルスの使命である(使命だと考えている)「戦いを終わらせるため」の踏み台になろうとしている。彼のすべての行動は、アルスが戦争を終わらすことができると信じているからこそであり、これこそが彼の真意なのだ。
レインははっきりイメージがあるんだけど、案外ちゃんとした絵を残してないんだよなー。だからといって人物描くの苦手だから、新しく描こうとも思わないし(笑)。ちなみに登場人物はすべて昔のノートに描いたやつを探し出して、引っぱりだして写真撮ってUPしてる。新たに描いてるのは無い。