本屋の閉店。
昨日、ワタクシが利用する駅の駅ビルの本屋が閉店した。今年に入って本屋の閉店の声をよく聞く。1つは代々木上原にある幸福書房(2月末閉店)。もう1つは同じく利用する駅にある大型ショッピングスーパー内の本屋(1月8日閉店)。そしてココ。利用してる駅の本屋が一気に2店なくなったので、もうあとはまた別の大型ショッピングスーパーにある1店のみだ。厳密に言えばヴィレヴァンとブックオフはあるけど、いわゆる新刊や週刊誌を扱ってる本屋は1店だけになってしまった。今後新しくできるのかどうかは全くの未定。残った1店はちょっと駅から歩くので(とはいってもほんのちょっとではあるのだけど)めんどくさくなる。たぶん本を求める人がその残った1店に集中するようになるだろう。
本屋が閉店するのはいつだって一抹の寂しさがある。ワタクシはかつて本屋(別の本屋)でバイトしてたので、たぶん普通の人よりは本屋そのものに思い入れがある。例えばどんな知らない街に、駅に降り立ったとしてもひとまず本屋を探して、お店の棚のレイアウトを見たり店内で本を物色したりしてるとホっとする。本を読む以上に本屋に佇むのが好きなのだ。止まり木みたいなモノだ。
昨日閉店した本屋は画像を見れば分かるだろうけど、某私鉄グループの系列書店だ。単なる個人経営のお店とかではない。しかも駅ビル内という立地的に申し分ない。駅ビルが増設されてから20年営業を続け、今後もそのまま続いてくと思ってた。ようは閉店とは縁が無さそうに思えた、そんな書店すらつぶれてしまうのだ。
本屋やCDショップはスマホに取ってかわられ、服屋はユニクロ一強、飲食店も流行りによってどんどんかわってく。