公共のモノ。
今なんとなく考えたコトなんだけど、寄付とか義援金て他国とか他人が困ってる時に贈って、今度はこっちが困ってる時に贈られるモノでもあったりして。よくお金は退蔵させない、血液のように流れを止めない方がいいみたいなコトを言うけど、やっぱり「巡り巡って」て方がいいんだろうね。自分が必要な時、誰かが必要な時に贈ってもらったり贈られたりして使う。
この星に住んでると天変地異とか異常気象とかいろいろあるワケじゃない。人が作ったモノが容易く壊されたり。ソレを直して、また壊されては直して。この星の上に住んでる以上壊されるのはしかたがないワケで、ソレでも生活を続けていくのなら直さなきゃコレもしょうがない。その時に手元にまとまったお金があると助かる。だから「与える与えられる」ていう「上から&下から目線」「自分の所有物」みたいな考えじゃなくて、もっと「公共のモノ」「循環してくモノ」て考えた方がいいんだろうな。今はたまたま自分が持ってるだけ、自分のトコロにあるだけ、と。地球単位で考えると、ソレがお金の正しい使い方なんじゃないかな。だから金持ちが私腹を肥やしたりていうのは使い方として正しくないんだろうなあ。
お金だけじゃなくて「仕事」ていうのもなんか当てはまるような気がするんだよ。自分だけで、自分のためにやってるのはソレは「仕事」じゃなくて「労働」でさ。自分で何もかも完結できれば、ソレは他人のために「仕事」をする必要はないけど、自分だけじゃ完結できない場合、誰かに手伝って欲しいとかいうときは、その誰かにとっては「仕事」になるワケだよね。手伝って欲しい人と手伝いたい役に立ちたいと思う人が両方いて、初めて成り立つ。「自分1人の力じゃどうにもならない」てのが共通するトコロだと思うんだけど。そういう時に「お金」とか「仕事」は必要になるんだな。
2つを言いかえたら「能力」と言えるカモね。自分に何か秀でた、突出した能力があって、ソレを求めてる人がいたら、その人のために役立てる。こちらが不足してたらこちらも求める。その能力というのはあなたやわたしのモノじゃなく、公共のモノなんだ、みんなのモノなんだ、たまたま今自分が持ってるだけ、自分のトコロにあるだけ、だてね。