雇用ミスマッチについて。
TVでよく雇用ミスマッチという言葉を耳にする。かたや製造業の派遣社員だった人が、いわゆる派遣切りで解雇されて再就職活動をしてる。かたや介護や外食業界の慢性的な人手不足という問題がある。仕事を選ばなければ求人募集はあるトコロにはある、と言われたりもするが、人にはやはり向き不向きはあるのだ。
人と接するコトが自分には向いてないと思って製造の仕事を選んでた人が、急に介護とか飲食の仕事で働けるかといったら、ソレは気持ちとしてムズかしいよね。そういうコトで、実際問題明日の生活費に困るからといって、向き不向き関係なく何でもいいからと就職してしまっても長続きするか分からない。企業側も、定着してくれるのかどうかハナハダ疑問だ。
でも食わず嫌いな人も中にはいるだろう。いや、今定職についてる人も誰もホトンドの人が食わず嫌いなんだと思うよ。だってあらゆる職業を経験してるワケじゃないじゃん?結局自分の中に隠れてる能力に気づかないまま、、て人の方が多いのカモしんない。でも今の仕事が自分に合ってると思えば、楽しければソレでいいんだと思うけど。
だから今から言うコトは、派遣切りに合って再就職活動をしてる人に限らないコトだと思うんだけど、もっと企業もソコの仕事の体験ができるといいよね。今はソレがバイトに当たるんだろうけどさ、バイトでも年齢制限があるじゃない?ソレにバイトでも雇う側とすれば、やっぱりミケンにシワ寄せてじゃないけど、雇うならコストもソレなりにかかるワケで、見る目がシビアになるでしょどうしても。
だからその前の段階で、もっと気楽なというか、ハードルの低いモノとして、1日とか仕事を体験してもらうようにする。給与は出せないけど、交通費とまかないぐらいは出すとかして。年齢も関係なくとにかく働いてみたいという意欲のある人、仕事がどんなモノなのか知りたい、自分に向いてるのかどうかを知りたい人に体験してもらう。職場だって馴染めるのかどうか、人間関係とか(まぁコレは1日じゃ分からないだろうけど)、そういうメンタル的なビミョーなのてケッコー大事でしょ。場の空気というかね、雰囲気というか。そういうのを企業側がどんどんやってほしいよね。
雇う側にしてもその人を見るコトができるじゃない。向いてるかどうかとか、今は何もできなくても将来イケそうとか。
で、コストがかかるとかあるなら国が補助をするなり助成金を出すとかすればいい。雇用創出の問題なんだから。今もう現にあるのカモしれないけど。
職業訓練だけだとどうしても足りないでしょ。国がやるだけじゃおっつかないと思うよ。的外れなコトもやってるだろうし、もっと時代にあった時代が求めてる職業訓練も必要だろうし。企業がやるならソレは実際の現場だしね、コレほど訓練に的したトコロは無いワケだよ。別に義務じゃないけど「やる企業はサポートします」と、国がそうすればいい。