ミトン+カバン=ミトカバン??その2
博士)さ〜て、今回はストラップじゃ。ストラップに関しては、以前ユザワヤでくわえかんを買った時に、ついでに店をひとまわり見てまわって、「何かにコレ使いたいな」とチェックしといたのがあったんじゃ。↓の画像のレインボーのやつじゃ。
助手)レインボー、、白いのと黒いのがありますけど。
博士)そう、白いのもどうかなと思ったんじゃが、今回のミトカバンにはちょっと合わないか?いや、実際は白いやつの方が合うとは思うのじゃが、、、
助手)どっちなんですか。
博士)着てる服に合わせるのを考えると黒い方がいいかと思ったんじゃ。あと画像のは幅30mmなんじゃが、ストラップ幅は25mmが見た感じ「好み」じゃから25mmのにした。まぁ幅が太いのが良ければ30mmにすればいいじゃろし、細いのが良ければ20mmもあるし、そのへんは好みの問題じゃ。長さは、持ってるショルダーのストラップを測ったら1mだったんじゃが、今回の場合折り返しが必要になるんでな、1.5mの長さのがあったんでソレにした。
助手)折り返し?ですか。
博士)ま、ソレは次回説明じゃ。ミトカバンは腰のあたりに口が来るとちょうどいいかと思うので、1.5mぐらいがベターだと思われる。というのもちょうどな、「25mm幅1.5m長さ」という、すでにその長さに切ってあって袋に入ってるのがあるのじゃ。ソレが商品のラインナップとして充実しておってな、というコトはおそらくコレが「主に使われるであろう幅であり長さ」というコトなんじゃろう。
助手)ストラップは10cm単位とかでも買えるんですよね?
博士)もちろん買えるじゃろが、今回はちょうど「25mm幅1.5m長さ」のがパッケージされて売っておったので、ソレにしたまでじゃ。店によって自分の欲しい柄なり色なりが置いてあるかは分からんのじゃから、事前に何件か店はチェックしといた方が良かろう。
次がキモなんじゃが、ストラップとミトンの間を取り持つ「何か」じゃ。
助手)「何か」て何ですか?
博士)別に以前使用したくわえかんでもいいのじゃが、ミトンに対してくわえかんでは、ちょっとオオゲサな感じがするじゃろ?
助手)そうですね、ゴツいというか、、。
博士)まぁ以前買ったのがまだ2つ残ってるから、ソレを使ってもいいんじゃが、今回はもう少し他の方法を考えてみようというコトで、いろいろアレコレ考えてみたのじゃ。
助手)くわえかんも買うとなると少々お高いですもんね。
博士)ソレもあるんじゃ。4ヶ入で¥580(小)、¥680(大)するのじゃから、1ヶあたり、、、
助手)¥145(小)、¥170(大)です。
博士)、、ま、そのくらいなら、いっか。
助手)いや、ソレで手を打たれたら次に進まないので、、
博士)そうじゃな。こんなコトをやっておるから進まんのじゃ!ココでまた店内をひとまわりしてみるのじゃ。するとな、こんなモノ↓を見つけた。
助手)フィッシュクリップ?
博士)商品名なんじゃろか?どこらへんが「フィッシュ」なのか分からんが、、、
助手)たしかにさっぱりですね。
博士)どっちかちゅうと「へび」とか「ワニ」ぽいんじゃがな、コレはなかなか頭が良いつくりになっておるのじゃ。↓はフィッシュクリップの袋に描いてあるのじゃがな、てこの原理みたいに開くようになってるのじゃ。
助手)な〜るほど!、、ただ折り曲げる時、力入れすぎるとパキっと折れちゃう気もします、、。
博士)まーそんな感じもするが、たぶん折れんじゃろ。今回はコレの25mm幅のを使ってみようと思うのじゃ。
助手)ところでコレはいくらなんですか?
博士)2ヶ入で¥368だったな、たしか。
助手)てコトは1ヶあたり、¥184、、、。くわえかんより高いです。
博士)うるさいなぁーいいじゃろ!たいして変わらん!
この開閉の動きがいいじゃろ。パキパキっと。しかもコレならプラスチックじゃから軽快さが出るじゃろ?ミトカバンは気軽に使えるようなカジュアルさというか軽い、軽快な感じが欲しかったんじゃ。だから今回はコレで試してみる。
助手)でもコレならカバンから取り外しできますね。
博士)じゃろ?ソレも狙いじゃ!ただしくわえかんも否定せん。フィッシュクリップの「くわえ力」がどんなモンか分からんからな。
助手)引っぱり荷重ですよね。
博士)そうじゃ。くわえかんはまだかぎ爪でがっちり生地に食い込んでるから、ズレはすれど外れてしまうコトはまず無いじゃろうが、コレはサスペンダーみたいにはさんでるだけじゃからな。
助手)フィッシュクリップの袋にサスペンダーに使えるとも描いてます。
博士)サスペンダーに使えるのじゃから、人の動きにも外れず耐えうるというコトじゃろ?ソレならソレ相応の引っぱり荷重にも耐えられるというコトじゃろう。
ま、フィッシュクリップについてはこのくらいにして、レインボーのストラップをフィッシュクリップに通したはいいが、ストラップの端っこを処理せにゃ、そのままでは取れてしまう。その端の処理もいろいろ考えたのじゃ。
助手)フィッシュクリップの袋に「縫い付けろ」と描いてますが?
博士)バッカモン!縫い付けるのだったらフィッシュクリップなぞ使わずに、ストラップをミトンに直で縫い付けるわ!
助手)たしかにソレが一番手っ取り早いですよね。
博士)裁縫が得意な人にはそういう方法もありじゃ。しかしワシはできれば縫いとうない。縫うのは避けたいのじゃ。、、メンドくさいから(ボソ)、、。
マジックテープで端っこをくっつけようとか、
コレはくわえかんを使った場合に、このピンの長さ方向でくわえかんの「かん」部に引っかけようと考えもしたんじゃが、
結局一番ありがちな方法に落ち着いたのじゃ。普通は一番はじめに考えつきそうなモノじゃが、ワシはそういう人が一番はじめに考えつきそうなコトはなかなか考えつかんのじゃ。
助手)でも、だからこそ突飛なアイデアが思いつくんですよね。
博士)そういうコトじゃ。自分で言うのも何じゃから助手に言ってもらった(照)。ワシの場合は、突飛なアイデアをいったん通過したのちに、人がまずはじめに考えつくであろうアイデアなり案なりに辿り着くという感じじゃ。遠回りするのじゃ。別にコレは自慢でもない。良くも悪くもじゃからな。意識的にやっとるワケでもないし、そういう思考回路みたいなんじゃワシは。
助手)で結局、カバンなんかでよく見かけますよね、この部品。名前は分かりませんが、、。
博士)さらにおどろくのが「あー、たしか買ったカバン、コレ使ってたよな」とこの時点でやっと自分のカバンのつくりを研究しだすのじゃ!
助手)遅っっ!
博士)普通カバンつくるとなったら一番はじめに見るじゃろ!(自分ツッコミ)
助手)一番最後かよっ!
博士)ソコで自分のカバンを研究して、まずはこの金属バージョンのを店で探してたのじゃが、金属バージョンのを目の前にした時「待てよ、コレのプラスチックのがあったよな」と。ココで「店をひとまわり見ておく」というのが役に立つのじゃ。
助手)「記憶の引き出し」ですね!
博士)そういうコトじゃ。じゃから時間が無い時は目的のブツだけ買ってスバヤク退出、でもいいんじゃが、ちょっとでも時間があるのじゃったら、とりあえず店内をひとまわり見とくというのは、こういった時に活きてくるのじゃ。自分がアレ作りたいなコレ作りたいなと思った時にも、コレはあの店のアレを使えばいいとか、よりイメージが具現化しやすくなるのじゃ。
博士)コレで、ひとまず材料が揃ったコトになる。
助手)次回はいよいよ製作ですね!