些細なコトからハナシを大きくしてみる。
今日、おそらく学校の帰りだろう、習字道具カバンを持った小学生の男の子を見かけて「習字道具カバン懐かし〜」なんて思いつつ、その男の子の横を通り過ぎようとしたら「、、こんにちは」とあいさつされた。思いがけずあいさつされたので、ちょと驚きつつ「あ、ハイこんにちは!」と返した。お互いまったく知らない同士だ。エライな〜と思いながら、10分15分の間気分が良かった。あいさつて良いモンだなぁー。
しかし今どき珍しい。別にソレが悪いというワケではないけど、今なんかは「知らない人に声かけられても黙ってるのよ」とか「近寄らないのよ」とか、どっちかつうと他人を遠ざける、自分の身を守るというふうに親御さんは言う世の中だろうに。「知らない他人=敵」という見方だ。
対して↑の男の子は「目上の人に会ったら、知らない人でもあいさつしなさい」とかおそらくそういうふうに言われてるんだろう。男の子はそういうふうに言われてるので、ちょっと勇気を出してあいさつをする。「知らない人も、自分の味方にする」という、コレも自分の身の守り方だ。会う人会う人自分の味方なら「敵」はいないも同じ。
果たしてどちらが幸せだろう?少なくともあいさつされたワタクシは幸せな気持ちになった。少なくとも後者の方が他人を幸せにする。