マグ時計のつくりかた。その1
12月22日で「時間」というモノがひょっとしたら無くなるカモ分からんので(笑)、「かつてこの世には時間というモノがあったのじゃよ」という記念に今回は時計を作りやす。名づけて「マグ時計」!前置きが長かったけども、そういうコトであります。
デコバッジの最後で予告をしたんだけど、このコーヒーカップは以前大掃除をした時に見つけたモノで、もともとカタコトカフェ用に「こんなん使いたいな」という参考品として買っておいたんだけども、なんか他に有効活用できないモンかなーととりあえず考えてて。したらある時フト「コレを時計にできないモンかな、、?」とアイデアが湧いたので、じゃやってみよかと。今回はリアルタイム実況中継的に作りながら画像とともに説明していきますよ。
カップの大きさは何でもいいんですよ。デミタスカップぐらいの大きさからマグカップぐらいの大きさまで。ま、できれば取っ手は付いてる方が後々生きてくるので良いですけどね。
というワケで広い範囲で「器」でありさえすれば、ソレは「マグ時計」とします。だってそう思いついちゃったモンだからしょうがない。コレだって正しくは「コーヒーカップ時計」だけど、ゴロを考えて「マグ時計」でよし(笑)。
必要なモノは、コーヒーカップ(大きさはデミタス〜マグカップ。さらに大きくてもOK)、時計、円切りカッター(サークルカッター)、時計分解用ドライバー、定規、コルク(または硬めのスポンジ)、電池は動作確認用に、あと測定メモ用の紙とペン、こんなトコロれす。
で、肝心の「時計」部分なんだけども、¥100ショップで時計がいくつか種類違いで売ってやす。ソレを分解してムーブメントのみ活用します。その方が安上がり。ただし、時計によって使ってるムーブメントがちがいます。
ムーブメントの選定なんだけども、ムーブメントには2種あって「単三乾電池使用型」のと「ボタン電池使用型」のとありやす。単三電池使用のムーブメントは四角く大きい(電池の長さが一辺の正方形)ので、そのムーブメントを使う場合はソレが収まるカップの内径じゃないとカップ内には収まりません。ソコは使用するカップの内径を確認していただきたい。たぶん大きいマグカップならギリ収まるのかな?と思うけど、確認方法としては、まず単三電池の長さがカップに収まらなければ意味が無いので、電池がカップに収まらない場合はさらに大きいカップか、またはボタン電池使用のムーブメントをお勧めしやす。
ワタクシは単三電池のムーブメントが収まるか収まらないかビミョーなトコだったので(たぶん収まらない)、安全策的にボタン電池のムーブメントを使用してます。別に¥100ショップで単三電池8本入りかボタン電池2ヶ入りかの違いだけでごぜいやす。どっちを採用するか、カップの選定はお好みで。まー¥100ショップで「定規」も置いてるから、ムーブメントの一辺の長さ測って確認を(ワタクシはしました:笑)。
ほんで、時計からムーブメントを取り出すんだけど、できれば時計のケースからムーブメントが取り出しやすそうな時計を購入した方が作業がやりやすいやね。上下2ヶのネジを取り外してと、、。
取り外したら、ムーブメントの径と厚さを測ってメモしときましょー。このムーブメントなら内径40mm厚さ7mmという感じです。
測定作業はこんなトコロで、次回はアタッチメントを作ります〜。その2へつづく