過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
ムダなコトは1つもない。未来とは「今」の連続である。

へたな鉄砲数打ちゃ当たる。へたでも打たなきゃ当たらない!をモットーとする
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 やぎ本。⇒本が大好物なやぎのぢぇーむすくん(a.k.aかたこと)がオーガナイザーを務めるやぎの本棚、略して「やぎ本」。本や本にまつわる情報の紹介。神出鬼没でごくまれに登板します。
 ◇最新本◇  今年(といっても2021年だけど、、)読んだ本。後編 

★Original Goods★

 Everyday39(エブリデイ・サンキュー)⇒katakoto cafe、やぎ本。につづくかたこと第3の架空のブランド。かたこと流に「毎日が楽しくなる」新たなアイデアを加えたグッズ関係のブランドです。
 ◇最新グッズ◇  『靴箱→ファイルボックスへトランスフォーム!』 

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 祝☆overcoat’s(オーバーコーツ)再結成記念!!  ワタクシが検索しやすくするため(笑)overcoat’sについて書いたブログをまとめて読めるようにしました。ブログタイトル下のカテゴリー「overcoat’s」をクリックしてね~☆
 ◇最新ブログタイトル◇   『Overcoat's(オーバーコーツ)21年ぶりの新アルバム!『9 numbers,Groovy!』を聴いて。♪♪その5♪♪』 

やっとのコトでDynamite!!。その2

石井選手の柔道から総合への転身→総合デビュー戦という、世間的に注目の一戦だった吉田選手vs石井選手。まーショっぱい試合。世紀の大凡戦だったなあー。まー石井選手も柔道時代からのビッグマウスがあるからまわりからもソレをキャラ的に求められるんだろうけど、コレだけ引っ張って自分でハードル上げといていざ試合やってみたら、、単なるルーキーだよな。
そう、ルーキーだからしょうがないのよ。自らハードル上げてるのも悪いんだけどまわりが期待しすぎだよね。自分が期待されてるのも重々承知だろうし、自分もいろいろ言った手前もあるしで気合入りすぎだよな。まー新人じゃよくあるコトだよ。そのへんをよ〜く分かってるから吉田選手は冷静に引いた目で石井選手をよく見ながら対応してた。大人の対応と子供のはしゃぎすぎ、といった感じ。
ただ吉田選手ももう総合ムズかしいんだろうね。肉離れしてたらしいしもちろんヒザがモロ入ってカップがへこんだてのもあるけど、省エネ戦法でもあんだけ体力消費してるし、なんとか試合やってる感が「もう先がない、、」て感じにさせるよね。
まぁカードを組んだ意味合いとしては引導を渡すというかね、世代交代というのもあったのカモしれないけど、まだ石井選手にはそんな大役はムリだったね。打撃なんて手打ちだし腰が引けてるし距離感が分かってないし。結局間合いが分かってない。「グラウンドに移行するための打撃」になってない。
加えて相手も悪い。泉選手の試合のように相手が柔道家じゃない場合は、自分の得意な柔道を生かした寝技なりが有効なワケだけど、石井選手の場合は相手も柔道家だったワケだし、アドバンテージが無い。だから石井選手のデビュー戦は「ちょっと名のある選手で、柔道家じゃない人」てのが良かっただろうね。ソレなら最終的に自分の得意分野で勝てばいいんだから。
アレで世間的に「石井選手は弱い」みたいな印象になっちゃったよな。ソレは格闘技業界にとっても損なんじゃないの、あの売り出し方は。まぁ石井選手はコレから頑張ればいいんだから。たぶん潜在能力はあるんだろうから、早く自分の得意なモノを見つけて這い上がればいい。
魔裟斗選手引退戦の魔裟斗選手vsサワー選手。試合だけで言うとサワー選手のあの倒れちゃったーみたいなダウンが無ければ、正直あんなに点差も付かなかったとワタクシは思うけどね。1Rの点差だけで。あのダウンもパンチを効かされたというよりその後のキックを打ちこむ際の一本足になった時によろけちゃった感じ。ただパンチによるダメージとレフェリーに判断されちゃったていうかね。まぁK−1てそのへんの判断も「込み」なワケでね、そういうのも選手は頭に入れてないといけないと思うし。まぁ最後だから当たり前だけど(いつもにも増して)魔裟斗ディシジョンではあったよ。ソレもしょうがない。だからサワー選手も最後は魔裟斗選手を肩車するワケでね、ノーサイドで。しょうがないと思ってるはずだよ。
魔裟斗選手もさすがに気負ってたし、サワー選手の方がいつもながらの冷静さがあったし、でも魔裟斗選手に最後の意地というか勢いにサワー選手も付き合ったというか付き合わされたというかね、FINALは。試合は魔裟斗選手が勢いで力づくで勝利をもぎ取ったて感じだな。ただその「勢いで力づく」てのが魔裟斗選手が魔裟斗選手たる所以なんだよな。ソレで彼はMAXを牽引してったんだから。ソレは誰も否定できない。
ワタクシも魔裟斗選手がいなかったらMAXに興味なかったよ。Kー1ていったらヘビー級しか認識してなかったトコロに軽量・中量級に目を向けるようになったのは魔裟斗選手がいたからだし、しかも日本人の選手が世界のトップクラスで互角に闘ってる、スゴい!てのがMAXを観るようになった理由だしね。今までそういう人はいなかったから。日本人もこのクラスなら世界と互角以上に闘えるんだなぁ、ていう期待を込めて観てた。で、いつしかヘビーとMAXの人気が逆転したモンね。魔裟斗選手がいたから他の総合も軽量・中量級ができたと思うし、注目されるようになったと思うし。そういう意味ではMAX、Kー1ていうジャンル以外にも影響を与えた選手だと思うよ。ホントの意味での先駆者、功労者だと思う。
たぶん魔裟斗選手「後」のMAXは誰がポスト魔裟斗選手になるか?がテーマになるんだろうけど、群雄割拠であるとはいえ魔裟斗選手のようにジャンルを超えて、世間に届くような選手というのはもう出てこないんじゃないかと思う。魔裟斗選手みたいな人は他のジャンル見渡してもそうはいない。ホントに「10年に1度」とかそういう選手だったと思う。お疲れ様でした。つづく