過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
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 やぎ本。⇒本が大好物なやぎのぢぇーむすくん(a.k.aかたこと)がオーガナイザーを務めるやぎの本棚、略して「やぎ本」。本や本にまつわる情報の紹介。神出鬼没でごくまれに登板します。
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「その後」を考える。

介護にいくらかかるんだろう?というのは気になりドコロなのだけど、モノの本によれば高齢者(65才〜)のみんながみんな介護を受けるようになるワケではなく、そのうちの15%ぐらいなんだそうだ。しかし、しかしだな、表現は悪いけど単刀直入に、いわゆるポックリ逝ってしまえばソレに越したコトはないけど、人はその間際にはやはり病院やら何やらのお世話になるだろう。その期間に個人差はあれ。ヘルパーさんと身内の誰かで在宅介護ができるうちは、「介護を受ける」という段階ならびに症状なら、介護保険が適用されるので本人負担は1割で済むそうだけど、その段階を過ぎて病院に入院とかになれば途端に1日2〜3万は出てくコトになる。あとデイケアという、介護する人の介護疲れ休み等で施設に介護者を預ける(最大1週間)コトになっても、1泊2〜3万は支出する。
介護をするようになると、一番の問題は「収入源」なのだ。結婚をしてて奥さんがいる、夫は勤め先を辞めるワケにもいかないので奥さんが介護をする、というのが世間では一般的らしい。実際介護をするという行為も女性の方が「あたり」がやわらかいので向いてると言われている。ぶっちゃけ母親の下の世話を息子がするというのは母親と息子双方とも抵抗があるだろう。
何とか仕事と介護を両立できる段階ならいい。中には実家と行き来して長距離介護をしてる人もいるそうだ。ただ会社の介護休業というのは最大3ヶ月しかない。会社によってはもっと長期に認めている会社もあるカモしれないけど、例えば1年休んで復帰となるとそのブランクは気になりドコロだろう。でも籍が残っていればまだマシだと言える。この辺は妊娠出産を経たお母さんにも当てはまると思う。
しかし介護の場合は先が見えない。会社を退社しなければならない場合もあるだろう。会社を休業する場合は、その期間少し減額された給料は支払われるようだが、退社となるとまず退職金、そしてコレは雇用保険の加入年数にもよるけどいわゆる失業保険が受給できる。介護をしてるうちは親の年金を生活にあてるコトになる。介護保険の1割は払うコトになるのでソレは蓄え等から充当するしかない。
ワタクシで考えれば、たしかに会社に勤めた方が退職金や失業保険がもらえるからその分有利ではあるだろう。でも失業保険の受給といっても最大1年。両方とも勤続年数によって額が変わる。しかし会社を退社すれば保障はやがて切れる。介護中は親の年金で親と生活すればソレでいい。間際の入院費用や葬儀代もかかる。しかし「その後」なのだ、問題は。
親の介護をしたという本を読むと大抵書かれているコトなのだけど、だいたい親の介護をする人は40代50代。すると自分の年金受給までにはまだ年数があるワケで、その間の収入どうしよう?というカベにぶつかるコトになる。その年齢で再就職はキビシイ。だから自分で起業する人もいるようだけど、まだ起業できる資金なり余力があるならいいが。でもソレだと結局は0から再スタートというコトになる。コレから生活基盤を作っていかないといけない。作っていければいいが。
でも自営業ならいざ介護をするコトになっても、例えば午前は親の介護をして午後はヘルパーさんに頼んで、午後お店の営業をするとか時間を調節・営業時間の短縮をしてでも、とりあえずはお店の存続も可能ではある。会社勤めだと時間の融通がなかなかきかないだろう。運良く理解してくれる会社に勤めているならいいが、早退も続けばあまり良くは思われないだろう。お店なら何とか営業を続ければ、売上は減るカモしれないけど収入が途絶えないで済む。介護を終えた後もお店はそのまま続行してるので、生活基盤を失わないで済む。かたや生活基盤があってかたや0から。この差はちがうと思う。
介護というのは期間が分からない。会社を退社した直後に親を亡くした人もいるらしい。親の介護をする人は、介護の後の自分の生活も考えないといけない。
今思いついたけど、会社勤めの人は何か副業をした方がいいと思う。ネット副業とか盛んに言われてるでしょ。株やってる人もいるだろうけど、会社勤めの人に限らず何かそういう時間の都合が自由につく副業があれば、ソレである程度収入が得られるようにしておけばいいだろうね。マンション買ったり家買ったりして家賃収入とか。会社に勤めるとか何とかいうより、ようは収入源を複数持っておくというコトだな。その方が大事なんだろう。
終身雇用がまだ生きてる時代なら安心して会社一筋で働けば良かったのカモしれないけど、今はもうソレも崩れた。会社で働いてるからといって安心できない。自分の働いてる会社が大丈夫だと思ってても、取引先が倒産とかすれば支払いが滞るからトバッチリを受けかねない、そういうケースも可能性としては考えられなくもない。会社で自分が働くのを本業としてその収入をメインとする。そして自分が働かなくても、または時間の都合が自由につけられる副業を収入源として確保する。そうすれば片方の収入が途切れても、もう片方の収入でつないでいける。複数に収入源を分散し確保する。コレからはそういう考え方がスタンダードになるんだろうな。