そもそも「正社員」て必要?
また話が飛ぶ。先日、検索してたら「正社員廃止!」というような内容のブログ(?)があったのでチラっと見てみた。詳しい内容は忘れたのだけど(笑)、たしかに改めて「正社員て必要なの?」と問われると「どうなんだろ、、?」とは思う。
いつの頃からか人材派遣とか派遣社員契約社員という言葉を、TVを見てるとよく耳にするようになった。いつからなんだろ?その頃規制が緩和でもされたのだろうか?よく分からないけど、そういういわゆる「非」正社員の人たちの働く環境改善を訴える番組や題材にしたドラマや世の中の事件が出てきた。
ようするに「差別」を受けてるワケだ。しかも公に堂々と。この21世紀の世の中にあって働く人たちの差別が。どうしてこういう差別のようなコトが起きるのかと考えてみると、そもそも「非」正社員に対して「正社員」という身分というか制度があるから差別が生まれるんだ、と考えてもソレはオカシクはない。
結論から言ってしまえば、所属してる会社にどれだけ利益をもたらしているか、どれだけ貢献してるかが本来問われるはずなのだから、正社員だろうが非正社員だろうが何だろうが関係ないはずなのだ。だからコレはパート・アルバイトにも言えるコトである。正社員も非正社員もパートもアルバイトも会社の貢献の度合いによって報酬が決まればいい。だからそういう「くくり」自体が無くなるワケなんだけども、ただ勤務時間の長短、コレは人ソレゾレで調整すればいいワケで、全員が横一線で同じ土俵に上がる、でいいはずなのだ。
なのに正社員という制度があるばかりにその身分に甘える人たちも出てくる。終身雇用という考え方が前世紀で終わったモノ、だとしたらもう正社員という制度も考え直した方がいいんじゃないか?とも思う。
スポーツの世界では当たり前になっている。プロ野球の選手は何年契約で一億円とかそういう風に決まってるワケで、若くても実力が認められれば、ベテラン選手より高額の契約金でもって契約を結べる。チームに長く所属してるからといって結果がともわなければ戦力外通告を受ける。こうすれば年齢差や身分その他で生じる差別が一切無くなる。
もちろんスポーツの世界はスポンサーがついてたりTVがついてたり、そういう資金で運営してるからできるのだ、とも言えるけどスポーツ選手まで高額では無いにしろ、仕組みというか構造的なモノは取り入れてもいいんじゃないか、そういう会社があってもいいのでは?とも思う。
たしかにドライな考え方カモしれない。実力成果結果弱肉強食主義なのだから。もちろん全部の会社がそうしろというのではなく、そういう考え方をする会社があってもいいというコトと、コレが言いたいコトなのだけど、現在は働きたくても働けないという「潜在労働人口」が増えてるのではないだろうか?と思うのだ。つづく