『バシャ−ル』第4回。
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これは他の学問でも言われてることです。次元を1つ落として考えてみますと、2次元の世界で生きてる人(例えです)から見れば3次元の立体物というのは理解できません。何でもいいのですがどこかに3次元の立体が置いてあって、それが2次元世界のスクリーンに投影されている。その投影された影を2次元世界の住人は見ているわけです。3次元世界では「球」が置いてあっても、2次元人は「円」にしかとらえられない。3次元世界に「円すい」が置いてあっても、2次元世界では見る方向によっては「三角形」であり「円」なわけです。ということで1次元上げて4次元→3次元でも同じことが言えるのではないか、と。この3次元世界というのは、4次元世界のスクリーン(膜)だと。これはリサ・ランドール博士にも通じるところがあるのかもしれません。
現代はネガティブな出来事がメディア等で多く取り上げられていますが、わたくしはこれは「膿(うみ)」なんだと思っています。本によるとこれからはよりポジティブとネガティブの二極化が進んでいくらしく、過渡期だからこその状況だと。なので一見ネガティブに見える事柄でも、そのネガティブな事柄としっかり向き合うことで、何かを正したり今後の対応策を考えられるというポジティブな選択ができます。ひょっとしたら人類が今までなんとなく先送りしてきたことが今、具体的な形となって現れてるのかもしれません。
なので、まわりを変えるというよりも自分自身を変えない限り、意識の投影であるこの世界というのは変わらないということが書かれています。まわりは反映されているだけですから。ポジティブに考えればポジティブに、ネガティブに考えればネガティブに。それは精神的な二極化だけにとどまらず、この物理的な世界もポジティヴな世界ネガティブな世界に分かれていくらしいのです。しかしエネルギー的にポジティブなエネルギーの方がネガティブなエネルギーに勝るので、いずれネガティブ思考な人もいなくなるとのことです。ネガティブ思考な人もポジティブな選択をすることができるようになるということでしょうか。
本に用いられている比喩で書きますと、TVというのは何局もあるうちの1局しか見ることができません。あなた自身の見ることができる世界も数多くあるうちの1つなのです。人は自分で見るものを選択しているのです。ここで話は聞いたこともあると思われますが「パラレルワールド」の話になります。
わたくしたちの世界では時間という概念がありますが、実際には過去も未来も同時に存在してると本には書いています。ちょうど映画のフィルムのように1コマ1コマにその時その時が収められていて、いわゆるソウルメイトとかオーバーソウルとか輪廻天性(リインカーネーション)の話になるのですが、わたくしたちはいわゆる「前世」と言いますが、実は前も後もなく「全て同時」で全てが「今、ここ」なのです。そして「もしちがう選択をしていたなら、、」という、ちがう選択をした場合の世界も同時に存在しているのです。人が考えたことは良いことでも悪いことでも現実化する、ということです。
では良いこと、自分にとってポジティブなことを考えていくには、自分自身が情熱を持ってワクワクするようなことをしていけばいい。ただそれだけだと。自分が高揚したりこれはエキサイティングだ!と思うことをやっていけば、それがハイヤーマインドによるガイドなわけです。道しるべです。情熱に従って行動すること。それが本来の自分自身になる、ということです。つづく