過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
ムダなコトは1つもない。未来とは「今」の連続である。

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 ◇最新本◇  今年(といっても2021年だけど、、)読んだ本。後編 

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 ◇最新グッズ◇  『靴箱→ファイルボックスへトランスフォーム!』 

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成功はどこからやってくるのか?

成功はどこからやってくるのか? ~「成功法則」の取扱説明書~
成功はどこからやってくるのか? ~「成功法則」の取扱説明書~
岡本 吏郎

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この本はわたくしが最近読んだ中で、特に紹介したい本です。この本、本屋さんでは主に「ビジネス」のジャンルに置かれてるのですが、ビジネスという範疇を越えて、人生における何らかのヒントにもなりえる本であります。
しかしこの本は、この本に書いてある内容と同様な、もしくは似たような経験をしていない方にとっては、読んでみても何のことだかさっぱり分からないかもしれません。そういう方にとっては、いわゆる普通の成功本と何ら変わりないレベルの本だと思われます。
まずこの本の著者は「なぜこれだけ成功法則などの本が出てるのに、その本の著者は成功していないのか?」「これだけ出版されてるということは、それだけ需要があって売れてるはずなのに、なぜ成功する人は少ないのか?」というあまりに素朴だけれど、核心をついた疑問を提示します。
そういった「法則」と呼ばれるものは、誰もが分かると思いますが「結果的」なわけでして、後付けな訳です。しかしその法則にのっとればさも成功するようなタイトルが付けられてたり、内容だったりします。人はそれぞれ事情が異なります。今まで積み重ねてきた生き方や置かれてる環境、様々な事柄が人によってちがうということがまずあります。あとこれが一番大きくて最も当たり前のことですが、結局はその人の「やる気」次第なのです。本に書いてあることでも、どれだけその本に書いてあることを完遂してやっているのか?
なのでこういった成功本というのは、あくまで「そういう考え方もあるんだな」という参考程度にとどめた方がいい、と書かれています。しかしわたくしが共鳴したのはそこではありません。この本にかかれてる「あいつ」という存在についてです。
この「あいつ」という言葉は、フォークシンガーの小室等氏から引用されたものです。そしてこの本ではその「あいつ」の性格などいろいろな分析をしています。世間一般ではよく「神様」と表現しますが、別にそういった宗教的な匂いのする言葉を用いる必要はないと思います。小室氏は親しみをこめて「あいつ」と名づけたのでしょうが、わたくしは「誰か」でいいと思います。これは次回の本にも関連することなのですが、この「擬人化」するというのは案外大事かもしれません。
「99%の努力と、1%のひらめき」。また最近メディアでわたくしはよく耳にするのですが、これはエジソンの有名な言葉の引用です。かつてはこの言葉の「1%のひらめき」の部分だけが強調されたような意味に取られがちだったと思われます。少なくともわたくしはそういう風に感じていました。しかしこの言葉はまるまるそのまま、全部大事なのであります。単純に「%」を「回」に変えてみてもいいかもしれません。99回の努力と、1回のひらめき。99回努力してようやっと1回ひらめく。その1つのひらめきを得るために99回考えたりなどの努力が必要。このたゆまぬ努力によって、ある時「あいつ」「誰か」がやってきて、偶然のひらめきを呼びこむことが可能になるわけです。そうです、偶然は自らの意思で呼びこむことが可能なのです。
ということで次回の本へ続きます。