中国とベトナムと、時々、日本。〜日本編〜
起業した人以外に受講生でそのプランに賛同して参加してる人がいて、その人は奥さんがベトナムの人で、この日は夫妻で来てたというワケだ。奥さんは日本語がホトンド話せず、旦那さんとは英語で会話してる。ベトナム語を少し聞いたが発音が難しそう。旦那さんもベトナム語はあんま話せないそうだ。今回のメンツの中で一番の年長の人が英語を話せるので、奥さんの話相手になってくれたので、話せないワタクシらは助かった。さすが年の功。
一番年長の人は、かねてから聞いていたマンションを建てるという計画に着手してる。この人はもともと不動産関係の仕事をしてたそうで、自分でマンションを建てて人に部屋貸し、家賃収入で働かずして食べるのが夢だったらしい。プランは作成して今は建築士を探してる段階だと言ってた。
それとコレも聞いてたが、茨城の方で土地と家を借りて、畑を耕しに毎週行ってるそう。100坪の畑に30種類もの野菜を作ってるという。決められたを区画を、こういった第二の人生を楽しむ中高年の人に貸したりするてのが流行ってるらしく、まわりも同じような畑だらけなので、自分のトコで作ったはいいけど作りすぎて、かといってまわりにおすそわけするにも、まわりでも作ってるし限りはあるので、食べきれないのは捨ててるんだそうだ。あーもったいない。売ればいいのに。腐るほどあるてヤツだよ。
ヤーコンていもがあるんだけど、ソレなんか1つがでかいんだってな。送ってあげるよて言われたけど、果たして食べきれるか?そんなに個性がある味じゃないらしいんだが、ほんのり甘いとのコト。輪切りにして天ぷらとかが美味いのカナ?ヤーコンをすりおろして、お好み焼きの生地みたいにしたらどうだろう?はたまた小麦粉と混ぜて麺やニョッキぽくとか鍋の具にしたり、、とか思いを巡らす。なんにしろ自分で育てたモノを自分で食べるてのは格別だろう。うらやましいー。
ワタクシとちょうど20離れてる、同じ誕生日のオジョーサン(おっかさん)は料理教室をやりたいというのが夢なのに、何故だか某TV局内でコック見習をしてるという。お金に目がくらんだらしいが、そのいきさつが笑ける。
おっかさんは調理師とカラーの資格を持ってて、ソレがその雇う側の目に止まったのが雇われた理由だというのだが、おっかさんはただ資格がある、というだけでバリバリのコックではない。シェフではなく単なるシュフである。しかし雇う方にとってみれば女性で調理師でこの歳ならそりゃーもうさぞ腕利きのコックだろう、となる。コレは雇う会社つまり本社の考えで、その本社と現場(厨房)の間でまた伝言ゲームよろしく話が誇張されて伝わり、「鳴り物入りの女性コックがやってくるらしいゾ!」というコトになってしまったそうだ。そんなコトとはつゆ知らずのおっかさん。
笑ってしまうのは本人に失礼なんだが、まず絶対そうは見えない小ぶりのおしゃべりおばちゃんなのに。でも厨房の人たちは先入観が拭いきれなく恐れオノノイてるワケですよ。どんだけの戦闘能力なんだ、、?!ていう。
そのあとはどんどんメッキが剥げ落ちるワケだけど、ソレでも本社側は女性を雇いたいという希望があるらしくおっかさんを離さず、その仕事を始めて1ヶ月経ったと言ってたけど、おっかさん自身も厨房側との力量のギャップを埋めようと仕事はキツイけど、今のトコロは辞めないでいる、と。でも、たしかに技術は身につくだろうけど、料理教室やりたいんだったら、先生の助手とかアシスタントとかそういう仕事を探した方がいいと思うんだけどなー。そんなに若くもないんだしぃ、時間は限られてるよぉ、てね。