過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
ムダなコトは1つもない。未来とは「今」の連続である。

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 ◇最新ブログタイトル◇   『Overcoat's(オーバーコーツ)21年ぶりの新アルバム!『9 numbers,Groovy!』を聴いて。♪♪その5♪♪』 

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ビッグサプライズ、ドラさんの名誉の負傷はあったけどもその後もライブは続き、アンコールが始まる前に花束も渡せた。花束と手紙を。ほら、花束だけだと見てすぐバレちゃうでしょ。目に入れば「くれるんだなぁー」てのが。だから見てすぐ分からない手紙を花束の中に隠して。内容は、こういうネットではなんべんも書いてるコトだけど、やっぱり手紙ていう形で正式に渡したかった。感謝の意を込めて。
アンコールは最後の音源に収録されたSunshine BluesとOne Man Bandの2曲。まだ物販をみてなかったので、ラストCDにSunshine Bluesが入ってるというのは、自分的にビンゴ!だと思った。
実は先ほどのMC中に「オーバーコーツと言えば!?」とステージ上のドラさんからフラれてしまい、その時は踊りまくってたため頭真っ白で何も面白いコトも思い浮かばず、、てそんなコト求めてねぇか(笑)。ほら、やっぱりあっちは関西でしょ?悩むよねー。本気で答えていいのかボケるのか、、。こんだけ最高潮の最中スベるのもやだなしなぁー。歴戦のツワモノどものいる、笑いのDNAが入ってる本場の人たちだらけの中でさー。こんな盛りあがってる中で大事な役回すなよ!と思ったり(笑)。結局制限時間オーバーして何も答えられずじまい。。正解はOn My Wayだったのだけども、あーアンコール前の最後の曲はそうだよな、と。でもラストCDは合ってるじゃない!と思ったワケよ。

Sunshine Bluesには3バージョン存在してて、1つは『Here Comes The Sun』に収録されてるバージョンと、1つはALBUM『AWESOME☆』に収録されてるバージョン。で、もう1つが今回のバージョン。
『Here Come〜』バージョンが原曲だと思うんだけど、たしかに荒いんです。完成度という点で。でも荒いから悪いというコトではなくて、素材に近ければ近いなりの持ち味というモノがあるワケで、そういう原石のキラキラした部分は随所に感じられる。コレがオバコのエッセンスだ!という部分が。比べて『AWESOME☆』はプロデューサーとして関わったヨシノモモコさんの視点がより濃くなってる。荒い部分も幾分洗練された形になってる。『AWESOME☆』はアルバムなので、全曲の色的な統一感を持たせるために、アルバムの中の1曲というコトも当然意識された作りになってると思われる。『Here〜』よりスピーディーになってるのはヨシモさんの嗜好であるモノと思われると同時に、この曲の持つ片方の面に力を注いだ結果こうなったんだと思う。ワタクシ思うにこの曲の『Here〜』バージョンを聴くと、スピーディーにもまったり系にもどっちにもできそうな気がする。
ソコで今回の3バージョン目でありラストバージョンである。このバージョンはどちらかといえば『Here〜』に近い印象を持った。『Here〜』に近くかつ、現在のメンバーの音や総合的なレベルを鑑みて(かんがみて)の最新バージョンだ。具体的に言えばまずマキさんが抜けて男3人に変わったので、男声を生かしたコーラスワークになり、『AWESOME☆』バージョンがドンパッチのように弾けろ夏!的な歌世界なのに対し、リズム的にもまるで夕焼けのサンセットビーチを連想させるようなゆ〜ったりま〜ったりテイストになっている。ドラさんも意識してか伸びやかに歌ってる。コレがまたスゴくいい。ワタクシは3バージョンどれも味わいがあって好きである。
そしてOne Man Band。ドラさんが後ろに下がってコウゾウさんのドラムの横へ。コレはオバコ4人で歌う曲みたい。いいね〜。最後にふさわしいような、カーテンコールのような曲。決して涙では終わらないというか、でも切なくて泣けてきちゃうというか、顔は涙でぐじゃぐじゃだけど笑ってるみたいな、心の中はそんな風になる。最後のラ〜ララララ♪の時、ペンライトは持ってないけどみんなで曲に合わせて手を振った。かげろうのように揺らめいて遠のいてく風景。

最後はコウゾウさんもお立ち台に上がってきて(ね、ハダカでしょ:笑)お別れ。オバコも卒業。神戸に来て、この日出演したバンドの人たちみんなオバコのコトが大好きなんだなぁ、というのが分かった。この辺も東京では感じるコトができない光景。たぶんみんなナンダカンダで東京に出てきたとしても、やっぱり神戸に戻ってしまうというか、神戸を離れがたいというか、神戸を忘れられないし、忘れないんだと思う。ソレが自分らのオリジンだというコトに誇りを持ってる。見ててそんなコトが伝わってきた。少しうらやましいなぁーと思いながらも、こういう光景が見れて神戸に来て良かったな、と思った。今回の解散ツアーのコトをもっと早くから知ってたなら、たぶんワタクシは地元の東京と、マキさんが来るであろうワンマンの名古屋にしか行かなかっただろう。だからやっぱり最後観れて良かったと思う。
 ♪順番は忘れちゃったけど、演った曲(演ってない曲が分かるあなたはオバコマニア!ちなみに曲名の後は収録されてる音源(タイトル)と音源リリースした年であります)♪
 Bang−A−Boomerang(7inch:1998)/
 Make me smile(V.A.『CHAAN!BAN!THANK YOU BEN』:2000)/
 LUCY(『Here Come The Sun』:1999)/
 See The Sun(『Here Come The Sun』:1999)/
 On My Way(『Here Come The Sun:1999)/
 SMOKER(ALBUM『AWESOME☆』:2001)/
 HOROBASHA(7inch:1998,ALBUM『AWESOME☆』:2001)/
 BAYOU JUBILEE(ALBUM『AWESOME☆』:2001)/
 LONELY LONELY BOY(7inch:1998,ALBUM『AWESOME☆』:2001)/
 SUBWAY IN MY TOWN(ALBUM『AWESOME☆』:2001)/
 ONE WAY(ALBUM『AWESOME☆』:2001)/
 DAYS(2002)/RINGIN’LIFE(2004)/
 Catch Me,Catch Me(2004)/
 Sunshine Blues(『Here Come The Sun』:1999,ALBUM『AWESOME☆』:2001,2006)/
 One Man Band(2006)