店舗起業支援塾⑪のつづき。
待ち人に任命された人から「ダレも来ず、、」のTELが入り、「じゃーもーいいからこっち来なさい」というコトで合流。改めてカンパ〜イ!
この店「愉悦(たのし)や おもしろ屋」は21坪38席で、客単価3100円、月商330万円という繁盛店。駅からやや歩いた住宅街にあるというのにコレだけの月商があるというコトは、近隣の住民に支持されてるというコトだ。ただ居酒屋にしちゃ客単低い気がするが、食事目的で使われるというのもあるらしく、その分「飲み」が足りない、というコトなのだろうか。
オーナーに話を聞いてると「バイト先とちがうな〜」と思うコトが2つある。まずワタクシが聞いたのは「お店を続けていく上で、一番気をつけてるコトは?」という点で、もちろん衛生面はコレを怠ると即営業停止につながるので当たり前なんだけど、もっとメンタルな面で「捨てる技術」てんですか?いい意味でモノゴトにこだわらないコトが大事と。ようするにスピーディーな決断ができるかどうか、という点。コレてなかなかできないコト。とくにバイト先みたいな会社が大きいトコロになると、過去の栄光にしがみついてるのかなんだか、なかなか今の時代にマッチした営業展開ができない。考えもしない。やらなきゃいけないのは重々分かってるクセに逃げ回ってる背広組、という具合。「決断」のモトをたどると、お客さんのニーズがつかめるか、というのがポイントになる。結局背広組は現場に出てなく数字だけしか見てないので、全部後追いになってしまう。食事に行って「まーコレでいっか」的な注文をしたりする時もあるでしょー?あとまわりが食べてるから、選ぶのメンドくさいし、まー同じモノでいいや!みたいな。そーいう気まぐれ心理面は数字には出てこないんですよ。こーいう小さい店ではオーナーも串を焼いて現場で働いてるので、身を持って分かってる。マスターあれ無い?これ無い?みたいな。この差は歴然ですな。
もう1つは「従業員とのコミュニケーションはどーなのか?」というコト。コレは、バイト先でコレさえ解消されればもっと良くなるんだけどなぁ、と働いてる人みんな思ってるコト第1位!なはずなので是非聞いてみたかった点。で返ってきた答えは「自然体」。。自分の背中を見ろ、と。奥さんもお店に出てるので、ひょっとしたら言葉でしっかり教えるのは奥さんの役割なのカモしれないけど、ようするに「んなこたぁー問題になってない!」というコトです。そんなレベルではないというコト。コレてケッコー愕然。問題に上がる議題ではない、自然体、自分の背中で店は十分回ってるというコト。というコトは従業員1人1人のモチベーション(意識)が高い、というコトだな。とりたてて意識確認してるワケじゃないけど、みんな個性を出してお店が表現できてるという。全て100%団結する必要もないし。うまくいってるトコはこーなのよ。こりゃバイト先とは真逆ダワ、、と思った。
ココで食べたので、ベーコントマトの串揚げがウマかった。プチトマにベーコンが巻いてあって揚げてある。トマトがじゅわ〜。
8時にお次の予約が入ってる、というコトもあり8時前に退出。2店目は次駅にある、コレも「おもしろ屋」オーナーのお店へバスで向かう。