チェーン店と個人店③
話はだいぶ遠回りしたけども、言いたいコトは「チェーン店は即応性がない」というコト。メニューも「コレ売れない、、」と思っても上の指示がないと勝手に変えられないワケ。まだ下が上に対して「コレあんまり売れないんですけど、、」とか物申すコトができる会社ならいい。でも大半は言えない、と思う。少なくともウチのバイト先では言える環境は無い。でメニューも大企業は試作に試作を重ねて、最終的に出てきた形というモノは「どこにでもありがちなつまらないモノ」になりがちである。何に置いても「冒険」ができないのである。まーコレは当たり前と言えば当たり前だけどね、ビジネスだから。でもソレだとお客さんに「コレウチの一押しなのよ!」とかいう情熱が伝わらない。しかもチェーン店というのは全国規模で展開してるから、チェーン店の持つ問題点も全国規模で存在してるワケで、コレは人々の「共通言語」として成り立つ。
今、目まぐるしい世の中のアンチテーゼとして「スローライフ」とかの言葉が流行っている。便利なモノに対して「不便」なモノだとか。そーいういわゆる世間の「本流」に対しての「アンチ」ていうのは今の世の中やりやすい、というかケッコー主流のやり方になってきてる、と思う。本流があった方がアンチとして成り立ちやすい。対立構造というよりお互いに共存できる。チェーン店のような即応性がなく、機械的で、過小サービス、良いとは言えない店内環境に対しての「アンチ」という立ち位置。相手がでかければでかいほど、個人店はひきたつのである。