京の都夢一夜物語①
ココ京都磔磔(たくたく)は酒蔵を改装したライブハウス(他に拾得(じっとく)というこれまた酒蔵を改装したライブハウスもある)で、室内はいろんなバンドのポスターが張り巡らされている。客席はテーブルとイスが設けられており、お酒やおつまみ・食事を楽しみながらライブを観戦というコトができる。居酒屋っぽい。東京だとあんまりこーいうタイプのライブハウスはないように思う。食事をしながら、というとカフェやバーとか、あとジャズのスイートベイジルとかあーいった形になるんじゃなかろか。ちょっとこじゃれ系。こーいうクダケタ、ざっくばらんな形態はないように思われる。いいよね、こーいうの。中を見まわしてたら、2階からオーバーコーツのナカシタさんがけっこう急な階段を下りてきて、ワタクシに気付いて手をあげてくれた。2階は楽屋になってるらしい。古い建物を改装、まさに京都ならではの空間ダナ、と思った。
この日ワタクシは会いたい人がいた。その人はオーバコーツHPの管理人のマグさん。やっとひょっとしたら今日、会えるカモしれない、もー来てるカナなんて思いながら、だがしかしマグさんの姿形、どんな格好をしてるのかをワタクシは全く知らない。一回り見た後、仕方がないのでいつもの定位置、左前方に座った。
ほどなくして暗転。いよいよ宴が始まる。