感動の再会。〜極私的セキララたこ焼き篇③〜
「目」にもいろいろあってドラさんの目は「瞳」である。そして笑うと、曲線を描いていた上まぶたと下まぶたが直線になる。いよいよオバコの出番というコトで素早く最前、ドラさんとナカシタさんの中間という定位置(たまにナカシタさんも歌うコトがあるのだ。おいしいトコ持ってくから歌わしてくれないそうなんだが(笑)。でもボーカルの持ち回りができる、というのもオバコの持ち味、魅力であり武器であると思う)に移動。ん?ドラさんがよろしくね、なんて微笑みをワタクシに投げかけてくれてる?ワタクシも笑い返して、即座にもしかして後ろのヤツ??なんて振りかえってるウチにオバコのオープニング曲、Lucyが始まってしまった。
しかしこのオーバーコーツというバンドの4人は全くもってバラバラな性格というか感じなのだが、こーやってステージに上がると全く別方向を向いていた4人が180°回り、向き合って我々観客方向に一斉に「オーバーコーツ!」という音楽を放出するのである。これぞバンドの醍醐味なのカモしれない。
彼らのライブは例え何の知識もない一見さんでも必ずにこにこして見てしまう。「何かあのバンド楽しそうで、見てるこっちも楽しいよね。」ワタクシもそんな言葉をちらほら聞いたコトがある。その度にダロっ!!そうダロ!!なんて思う。そしてワタクシ自身、彼らに対して何の知識もなく彼らに魅了された1人なのだ。理屈じゃないこーいう力は強い。ワタクシはこーいう力を「超」と定義づけている。理屈を飛び越える絶対的なパワー。「楽しい」てそーいうコトだ。
ナカシタさんが上京ドライブ7時間中5時間半運転して、途中1時間半シャバオさんに運転を変ったら「アッ!」という飛行機のパイロットには絶対言ってほしくないコトバNo.1を2回発したり(何もなかったらしいが、、)、コウゾウさんが40回目にしてやっとバイト面接合格したとか、とにかく全面的にオメデトウ!なMCを聞いたり、トリッキーなリズムでDAYS路線の延長上にあると思われる新曲RINGGIN’LIFEや、「Yeah〜!」の後の出だしきっかけを失ってしまったDAYS(アレはきっかけあった方がいいのでは?:笑。各個人でカウントして「3」で入ったとしても、そんなにズレはないと思うけどな。入らないよりは思いきって入っちゃうという。ある程度のズレはみんな修正できるのでは?なんてね勝手なコト言ってる)。そしてワタクシが「夏オバコ」と位置付けているSunshine blues(この曲はどんな冷房装置よりも夏に効く。冷房装置はカラダに悪いがこの曲は夏の不快が「快」になるのだから)でシメ。30分くらいだったか。ドラさんがあまりギター弾かずに楽しそうに踊ってた姿が印象に残る。