「グローバル」という名の抑止力。
憲法改正という手続きを踏まず民意も問わずに、その時の政権が今ある憲法を都合よく解釈変更してたら、憲法なんて在って無いようなモノだよな。司法はちゃんと機能するのだろうか?
内田せんせーがリツイートしてた町山智浩氏(@TomoMachi)のツイートを読んだんだけど、ざっとまとめると
問い:報ステで集団的自衛権に賛成と言ってる人の理由が「中韓に攻められたら怖いから」ばっかり
町山氏:現実に集団的自衛権が適用される可能性が高いのは北朝鮮が韓国を攻撃した時にアメリカと一緒に韓国を助ける場合でしょう。
問い:何で米軍が中国軍と合同演習する?
町山氏:アメリカにとって中国は最大の経済パートナーだからですよ(日本と同じくらい米国債も持ってるし)。韓国は日米の同盟国だし、集団的自衛権はその賛成派が考えているような中韓への対抗手段にはまったくならないですよ。
問い:ではどうすれば中韓の対抗手段になるのでしょう?外交ですか?民間レベルの活動ですか?
町山氏:中韓と戦うのはアメリカの意志に反してるので、中韓と戦いたいなら日米同盟を辞めるしかないですね。
問い:アメリカは、中東での尻拭いを他国に肩代わりさせたいだけでは?
町山氏:普通にそうでしょうね。
基本的には今の時代、たとえばある外国の製品に日本製の部品が使われてるとか、そういったグローバルで持ちつ持たれつな関係になってる。経済なんかまさにそうだ。もし日本が戦争に巻き込まれでもしたら、日本に限らず世界的な経済のダメージは計り知れない。諸刃の剣だ。そういった観点においても、そう簡単には戦争(「大規模な」とカッコ付けにしとくが)にはならないだろう。