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 ◇最新グッズ◇  『靴箱→ファイルボックスへトランスフォーム!』 

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「厳選」と「工夫」。

新年あけましておめでとうです!
昨日の昼過ぎ頃はまだ「ええー、この後夜に紅白やるのー!?ウソー?信じらんない??」という全くもって大晦日というココロ持ちでなく、ふつーの平日の気分でしたが、さすがに今日は向かいの神社のとんつくとんつくお囃子やドンドン!と太鼓の鳴る音を聴くと「本日は1月1日なり!以上!」という年明けのハレバレとした気分になりやす。空気がちがいますわな。で、2日3日になるにつれだんだんと通常モードの空気に戻るという感じ。
昨夜のTV、「みんなそんなにボクシング観たいか?」というくらいボクシングやってましたな。数字が取れるんだろうか?なんか「格闘技枠」がそのままボクシングになっただけという。ワタクシそんなにボクシングは、、。嫌いじゃぁないけど。しかしダンミツはジャマだったな〜。
そういえば半そで半ズボンの子も見なくなったけど、たこあげをやってる少年もいないな、、。そもそも売ってないのか。ゲイラカイトとか。
さて、タイトルにも掲げてるように、まぁ昨年からこうハッキリとした言葉としては自分の中ではなかったのだけど、2013年は「厳選」と「工夫」で行きたいと思っております。
まず「厳選」というのは「厳選生活」のコトでして、今、ワタクシより若い世代、おそらくバブル未経験で不況不景気が当たり前の中で育った世代の「嫌消費」「嫌所有」「嫌金」的な人たちがココ最近、特に3・11以降台頭してきた感があります。コレまで当たり前に消費してた「電力」というモノを見直す機会が3・11以降ありまして、その「見直す」気風が消費や所有、お金というあらゆるジャンルに広がったような感じがワタクシにはするのです。コレてホントに必要なの?もしかしたらいらねぇんじゃね?ていうコトです。ようするに「幻想」が無い世代です。
かたや、ワタクシの直近、すぐ上の人たちはバブルやブランド信仰にドップリ使った消費世代でありまして、上はご老人までまだまだお金至上主義で、お金に対して幻想・信仰・依存があります。
今この国は二極に分かれています。まだまだこの国は経済成長を続けるコトができる!というお金から離れられない人たちと、すでにソコから離れてる人たち。後者の人たちからすればお金というのはすでに「おわコン」(終わったコンテンツ)なのだそうです。
コレだけSNSというモノが発達して、無時間で他者とつながるコトができる現代において「お金を介する」という迂回経路はかえって非効率だという考えが出てきています。ツイッターでひとたび「○○がほしい」とつぶやけばすぐ「あげるよ」とレスがかえってくる。物々交換です。コレなら所得税も消費税もかかりません。ただしこの方法を活用するにはある程度皆に名前が知れ渡ってる必要性がありますけど、そういうお金をあまり介在しないで済む関係であり社会というのが、一部ではすでにあるようです。ようするにいろんなトコロに「おしょうゆの借りられるおとなりさん」がSNSを通して居るというコトです。
先月安倍政権が発足しました。今度の政権は経済に力を入れてくようです。というコトは一部の富む人はより富んで、ソレ意外はソレなりという格差がより開き二極化がすすむというコトになるでしょう。そうなると「モノを所有する」よりも「貸したり借りたりあげたりもらったり」する人たちがより増えるでしょう。極端なハナシ、東京ドームぐらいの屋根の下で、みんながいっしょに住んで、借りたり貸したりの生活をしてしまえば、最低限の支出で済むコトになります。長屋の生活への回帰です。おそらく将来的にその方向により近づくコトになるでしょう。すでにシェアハウスブームなどに萌芽が見受けられます。
2012年12月21日(日本時間22日)で「世界が終わる」というのは、ワタクシはあながちハズれてないと思っています。まぁ「2012年12月21日」ではありませんでしたが、たしかに「お金信仰の世界」は終焉を告げたようです。ユーロは昨年アレだけニュースに取り上げられました。アメリカも現在「財政の崖」問題に取り組み、日本と同じように「失われた10年なり20年」に突入する可能性があります。中国も近い将来、成長は鈍化するでしょう。実質的にお金の価値がどんどん下がっているようです。「お金信仰」の人と「お金信仰という幻想の無い」人と住む世界は分岐していってます。若い世代は無意識的にソレを感知し、すでに行動に移す人は移しています。
その代表的な人を昨年ワタクシは知りました。『スモールハウス』の高村友也氏と『0円ハウス』の坂口恭平氏です。このおふたり、ソレゾレに思想はちがいますが、偶然にも同じように最低限のエネルギー消費で生活をする小さい家を自ら作っています。しかしソレは諦めや我慢を強いるストイックな生活というよりは、「コレだけあれば十分OK」という「身の丈」「等身大」といった生活スタイルであります。
かつて『清貧の思想』といった本がちょっとしたブームになりました。ほかにも「貧乏」という言葉もありますが、そういった「生活を切り詰めて耐え忍ぶ」という、暗く身が縮こまるようなネガティブな匂いのする言葉ではなく、むしろ自発的に、受け身ではなく積極的に、所有するモノ使用するモノ(「物」に限らず全て)を自らふるいにかけて選別する生活=厳選生活、という言葉をワタクシは使いたいと思うのであります。そういう意味での「厳選」です。
このブログでも昨年から書いてますが、「厳選」というスタイルは、今後のワタクシの生活のスタイルの進むべき方向になりうるでしょう。
そしてもう1つの「工夫」について。コレは昨年1月4日に書いたように『「おかげさま」「おたがいさま」+遊びゴコロ』の「遊びゴコロ」部の言葉を変化させたモノで、引き続きというコトです。まぁ「創意工夫」ですね。
昨年Everyday39を始めて、ブログにも書いてきてるので意味するコトはなんとなくでも感じ取ってもらえてると思います。まだまだアイデアのストックもあるし、お金がある程度かかるアイデアもあればそうでないアイデアもあったりで、まぁ、そんなにお金がかからないアイデアを実現する方向で(笑)。そっち方面重視ですかね。
モノを厳選するとなると1つのモノ=1役でなく、2役も3役も果たせる方がいいワケで、ソコは「創意工夫」になってきます。モノゴトを違う角度で見てみたり、思いつきやアイデア、ひらめき等「あちらの世界」のサポートも借りながら、日々を面白くする。
今年は昨年ほど目立つイベントも今のトコロ無いので、だったら自分で工夫して面白くするしかないですわね〜。
今年の言葉としてはそんなトコロでしょうか。
長くなりましたが、本年もよろしゅう〜。