いったん「外」に出る。
タイムスリップつって、過去とか未来へ自由自在に移動するなんていうSFみたいな話があるじゃない?アレてたぶん「時間の矢」てのが1方向のこの次元の世界にいるうちじゃ不可能なんだよ。この世界の定理というかさ、法則というかさ、ソレに則ってるうちは。
1つ次元が上の世界なのかわからないけど、いったんココから「外」に出ないとダメなんだな。過去も未来も同時に見渡せるような、全てのデキゴトが同時に起こってるさまを見るコトのできる場所、そういう場所にいったん行って、過去のあの日に行くぜとか、未来のあの日に行くぜとか狙いを定めてから行くと。
渋滞してる車線の中に自分が運転してるクルマもあって、そのまんま流れに乗ってたら渋滞でなかなか進まない。でも隣に追い越し車線みたいなのがあるとするじゃん。その追い越し車線はがらすきだと。その車線に移れば渋滞の一番先頭にも行けるし、もちろん後ろにも行ける。ドコでも自由自在。
ただ今思ったけど、そうやって狙いをつけて過去や未来に行ったのはいいけど、自分は果たしてその世界に存在できるのか?てのがあるな。もしかしたら実体じゃ存在できないカモしれない。と思ったけど、実体じゃなくてもほんのツブツブであろうと、なんかその世界の不文律を脅かしそうじゃない?その世界になんらかの影響がありそうじゃない?
ただこのワタクシたちの住んでる世界に話を戻すと、ココは過去もおそらく未来(の萌芽)も同時に存在してるとも言える。蓄積されてる、ていうイメージだな。地層みたいなイメージすればいいよ。地球て引力があるからね。そう簡単に地球の重力圏から離れないよ。だから死んだら勝手にふわふわ宇宙に行くなんてコトはないんだよ。そうするとやっぱ死んだら「外」へ出るのかな?
そうか、だから死んだらこの世界に手出しができないのか。介入したら不文律を脅かす・なんらかの影響を及ぼす可能性があるから。だからTVのように「見る」しかないんだよ。