過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
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意識について その2。

「意識」つっても最初の疑問からまたちょっと広い範囲で考えるようになってしまったのだけど、そんな時にツイッターで、糸井さんがリツイートされてた為末大氏の「ゾーン」についてのツイートが興味深かったので、こちらに引用するコトにする。     
ツイッターより)為末 大(@daijapan)
『所謂ゾーンと言われる超集中の状態にたぶん僕は何度か入った事があって、あの感じをどう表現したらいいのかをずっと考えてきた。ゾーンとは、自分を眺めている自分というのが消滅して行為と自分が一体になっていて、極端に言うと気を失っているような状態なので思い出すのが難しい
人がものを考える時はそれを頭の中でも距離をとる。ものと自分が切り離されていて始めてものは客観視できるから、何かを考えているという事は、それと一旦離れて思い浮かべているという事で、考え続けるという事は人はいろんなものと距離を取り続けて切り離し続けている。
何かに夢中になって、気がつくと時間が過ぎていたという経験はないだろうか。そもそも夢中は言葉自体、夢の中と書き、気がつくという表現をする。まさにゾーン状態は夢の中の気がついていない状態で、そして時間感覚もおかしくなり、はっと気がつくとレースが終盤にさしかかっていたりする
ゾーン状態は自分やものを客観視して眺めるということが薄くなり、行為そのものと自分が重なっていく。だから陸上のようなすごく強烈に集中する種目になると、自分がほとんどいなくなる。観客から見れば明らかにそこに走っている僕はいるのだけれど、考えている僕がほとんどいないからいる感じがしない
僕がゾーンの時に覚えているのは、ハードルの上を鳥肌が立つほど鋭くすり抜けていく事と、足音が自分の身体の中で響いている事。レース中にそれを眺めているというより、レース後に自分の身体の中にそういう余韻が残っていて、それをようやく現れた自分が眺めて探るという感じだった。
私達は日常、何かを意識しながら生きている。今何も考えないで、と言っても考えないのはどういう事か、という疑問などが次々と湧いてきて、全く何も思わず考えない状態というのはほとんどない。完全に何も浮かばないのは、気を失うか、死んでいるか、はたまた禅の極地か。
僕は、原始的な儀式にすごく興味があって、よくそういうものを調べる。ゾーンはある意味で人間的な側から、トランス状態のような動物的な世界を覗いたような感じがあって、儀式にも似た要素があるんじゃないかと思っている』


このツイートを読んで今現在考えてるコトと関連してる内容だったのでリプライ(返信)を送ってみた。


『ゾーン体験についてのツイート興味深く読ませて頂きました。極限まで意識を集中すると、身体が危険を感じてコントロールの主導権を無意識側に移すのかなと読んでいて思いました。「火事場の馬鹿力」にも似た感じがします。リミッターが外れるのでしょうか。』


その後の個人的なまとめツイート。


ツイッターより)かたこと (@katakotocafe)
『為末さんのゾーン体験についてのツイートを読んでると、やっぱりゾーンてのは「死」に片足つっこんだ状態なんだと思うな。筋肉とか普段の我々はリミッターが利いてるから破壊されないで済んでいる。意識も同様だと思うんだよ。』
『(続き)意識を極限まで集中すると身体の方で生命の危険を感じて「もうオマエに操縦を任せてるワケにはいかない!」て身体のコントロールの主導権が意識から無意識に移るんじゃないかと思う。だから記憶がなかったり夢うつつみたいな状態になるんだと思うんだよ。ソレだけ陸上て綱渡りな競技なんだなあ』
『(続き)原始的な儀式に言及されてるのも「リミッターを外す」という点において通じるモノがあるんだと思う。ただ普段からリミッターが外れてる状態だったら、ワタクシたちは身体がもたないから普段の生活時はリミッターが利いてるし、自分の能力の10%しか使ってない、というコト。』

長くなるので、コレについての見解や説明は「続く」とします。