センサーだらけ。
街はセンサーだらけである。特にトイレでは手を触れるコトなく何でもかんでも済むようになってる。洗面台の進化も目覚ましく、洗面台の右側から水が出て左側から液体石鹸(もしくは泡)、手前からブォーと温風が出て手を乾かせる機能のついたモノまである。なのでちゃんと温風の側に手を持ってって温風のセンサーに反応させないと、またピャーと石鹸が勢いよく噴出し、手を泡まみれにするコトもある。便利も度が過ぎるとやっかいなのだ。
洗面台で手を洗うというのはだいたいが前かがみの姿勢になる。というコトは腰が少々突き出るワケですな。その手を洗う場所がせまかったりすると、自分の後ろを人が通るには突き出たケツを左右どっちかにふって避ける必要性が出てくる。で、右の壁にエアタオル(ジェットタオル)ていう温風が出る機械が取り付けてあったりすれば、後ろを人が通る時は左にケツを向けて避けるワケですよ。するてぇーとちょと手が左に振れたのか、左の石鹸センサーが反応してピャーーと勢いよく泡を噴出しやがるワケで(笑)、洗面台の角度がスキーのジャンプ台的な役目も果たして、服に泡が付着!しかし手を洗ってる最中なので付着した泡を拭おうにも拭えないという、ニッチもサッチも行かない始末。身をよじったってしょーがない(笑)。でも所詮泡は泡なので、手を洗い終わってさぁ拭おうとしたらもう跡形もなく蒸発(揮発)してましたとさ。