僕はテレビっ子。その1
テレビっ子と書いて、果たしていくつまでが「子」なんだろ?とフト疑問に思いつつ(笑)、ワタクシはテレビをケッコー見てる。といってもいわゆる民放5局(東京なので)+国営放送はあまり見てないと思う。VHFてんですか?そっち側のテレビはつまんないモンね。そんなにみんなクイズ見たいかぁー?てくらいクイズばっかだし。ワタクシもせいぜい親日(プロレス)とご姉弟を録画して見てるぐらい。
その代わりと言ってはなんだけど、いわゆるVHFに対してUHF、まぁローカルな局のとBSを見るようになった。なかでもBS日テレで放送されてる『小さな村の物語 イタリア』が好きだ。
ケッコー人気があるらしく、DVDも売れてるらしいけど、ワタクシもカレコレ1年以上見てるコトになる。何週か前に再々放送ぐらいので、踏み切りの番をしてる夫婦の回(第27・8回?)をやってるのを見て「あー懐かしい。たしかこのくらいから見始めたんだよな」というのを思い出した。
他にもこういう、外国の村とか街に住んでる人々の暮らしを取り上げた番組てのはあるけど、この番組はなーんかいいんだよなぁ。まずOPとEDで流れるテーマ曲。歌ってる人のちょっと舌足らずな感じとちょっと音を外した感じとリズムの外し方とか、聴いてると切なくなるような哀愁のある歌声が耳に残る。イタリア語ていいなぁと思う。この歌を聴くと一気に画面の中の世界に引き込まれる。ぽわ〜んとしたほろ酔い加減で画面を見てると三上博史氏のナレーションが聞こえてくる。この声がちょっと控えめな優しさがあってまた良い。そして番組中を流れるBGM。
テラコッタの朱い屋根瓦に色とりどりの家の壁と石畳。嘘みたいに抜けるような青い空と深い青の海。東京の無味乾燥な都会の景色に比べて、色彩豊かなイタリアの村で育ったこの国の人たちはきっとココロが裕福なんだろうな、と思う。決して贅沢な暮らしをしてるとは思えない質素な暮らしぶりだし、ソレはイタリアという国自体がそうだけど、でも毎日こういう景色を見てその中で暮らしてるというのは人間を豊かにすると思う。
画面とBGMとナレーション、全てが絶妙のバランス。だから数あるこういった番組の中でもこの番組がいいなと思うし、人気があるのも分かるような気がする。「イタリア」てのがまたいいんだよ。前にイタリアンで働いてたのもあるけど、イタリアてな〜んか魅かれる。自分、前世はイタリア人なんじゃないか?と思うくらい(笑)。性格はラテンじゃないんだけどー。
今日もたしかやるな(東京は。他地域は分からないけど)。今アンコールてのをやってるから。あの港町のおじいちゃんの話も好きな回なんだよな。空と海、まるでCGみたいだよ。番組のサイトはこちら↓↓↓
http://www.bs4.jp/document/italy/index.html