手ぬぐいTOKYO。
銀座で開催されてる「手ぬぐいTOKYO 200人のクリエイターによる200の提案」という手ぬぐいの展示即売会にいっちきやした〜。
この催し物はタイトルを見てお分かりのように「手ぬぐい」の展示会なんだけど、200人のクリエイターがソレゾレ自由に手ぬぐいのデザインをしてソレをその場で販売する、といったモノ。有名な人は佐藤可士和氏、宇野亜喜良氏、安西水丸氏、和田誠氏などなど。
手ぬぐいというと江戸っ子というか昔のモノというイメージが強いけど、今はホントにありとあらゆるデザインの手ぬぐいがあり、手ぬぐいと言っても「和のテキスタイル」という、もっとザックリとした広いイメージで捉えた方が良いと思う。マリメッコとかああいったような感覚で。ただ染めの技法や布地は手ぬぐいだ、というね。考えてみれば白い布地は白いキャンバスだと思えば、何を描いたって構わないワケです。
和のモノだからあえて「洋」風にしたり、アーティスティックな画法の作家さんは自分の画法で描いてるし、グラフィックデザイナーの人は幾何学的な絵だったりグラフィカルな絵だったり、やっぱりその人らしさが絵に反映されてる。中にはひらめきで描いたとしか思えないような意味不明な絵だったり、広げた時に初めてこういう絵なんだと分かるような、手ぬぐいというモノの用途から考えて描かれたモノだったり、昔なからの豆絞りの水玉とか唐草模様をアレンジしたりとか、動物をモチーフにしたり柄にしたりとかチェック柄とかホントさまざま。
ただ広げて展示してるだけでなく、実際にモノを包んだりした状態のモノも展示されてて、より分かり易い。手ぬぐいによって広げた時よりモノを包んだ状態の方が良かったりとかまた違った見え方がする。
1枚¥1800でお金はユニセフに寄付される。ワタクシは買わなかったけど、コレいいなと思えるモノも何枚かあった。唐草をアレンジしたのと卵みたいなだ円がいくつもランダムに描いてあるヤツで、コレはモノを包んだ状態が可愛かった。あとケン玉とかダルマとかのレントゲン写真みたいな(勝手に骨格考えて描いてある!)シュールな絵のが面白かった。
ギャラリーは2つに分かれてそんなに広くもないんだけど、ケッコー見応えがあって正味1時間半ぐらい見てたな。興味ある方は↓↓↓
http://rcc.recruit.co.jp/co/exhibition/co_nen_200912/co_nen_200912.html 入場無料。明日まで。
手ぬぐいてちょっとしたプレゼントとかにいいと思うんだよね。¥1000ぐらいだからそんなに値が張るモノでもないし、あっても困らないし使い道に困らないじゃん。別に今回みたいな展示会じゃなくても、お店をのぞくだけでも十分楽しめる。