過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
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 ◇最新本◇  今年(といっても2021年だけど、、)読んだ本。後編 

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 祝☆overcoat’s(オーバーコーツ)再結成記念!!  ワタクシが検索しやすくするため(笑)overcoat’sについて書いたブログをまとめて読めるようにしました。ブログタイトル下のカテゴリー「overcoat’s」をクリックしてね~☆
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カウンター狙いが主流になりつつある?

さて、例によって1週遅れで先週のK−1である。まースゴかったな〜アレは!なんか久しぶりにザ・K−1!という感じだった。昔のK−1と重なった。なにより圧巻だったのはテイシェイラ選手のお株を奪うアリスター選手のヒザ一撃!→そのアリスター選手をバダハリ選手がKO→したと思ったらシュルト選手にKO!という波乱続き。結局最後は「絶対王者」が4連覇という快挙を成し遂げた。あまりに1RKOが多くて、放送の1時間半をツブすのに、何度も試合VTRを流す始末(笑)。アレなら1時間でも良かったよな。
ワタクシは、バダハリ選手の肉体改造(ビルドアップ)が全てだと思ってる。他の選手はいつもと同じ、、というと語弊があるけど「いつも通り」と見受けた。対してバダハリ選手は異様に上半身が大きくなり、実際10kg増量したそうだけど、前回負けたアリスター選手にリベンジするため「対アリスター選手用」に身体を作り上げてきたように思えた。
その効果たるや最たるモノで、かつてのライバルだったルスラン選手を秒殺し、アリスター選手と対峙した時はあのアリスター選手が小さく見えた。特に肩回りのデカさが際立つ。ソレでいて下半身はあまり変わらない感じに見えたのでスピードは変わらないのだ。おそらくバダハリ選手はスピードをスポイルしない範囲でパワーアップしたのではないか。K−1で最先端のカラダだ。ひょっとしたらヘビー級の選手はみんなこういう感じになるのではないだろうか。今回で次のステージに上がった気がする。この闘いについていけない選手は時代に取り残される可能性がある。
シュルト選手に対しても身長がソレほど見劣りしないので(といっても20cmぐらいは差があるのか?)あまりムリしなくても顔面にパンチが届く、という具合。トーナメントでダメージも少ないしコレは絶好のチャンスかもな、、と思ったけどさすがシュルト選手。最後にモノを言ったのは正拳づきのようなパンチとつま先がささるような空手の蹴り(菊野選手の三日月蹴りのような)。なんだか空手が今流行ってるのか?というような気がしないでもない。あのバダハリ選手に勝って、シュルト選手はもはやK−1に敵はいないのではないだろうか。
ソレより今カウンターが流行ってるんじゃないか、と思う。K−1だけではなくあの亀田選手しかり。相手がパンチを打つ、というコトはその際ガードがうすくなり顔がガラ空きになるので、たしかに狙いドコロではあるのだけど相手のパンチをかいくぐって打つコトになるので紙一重なトコロがある。賭けだ。
まるで剣豪の決闘のように双方、相手に向かって刀一閃。飛び散る火花。かたや髪が舞い、かたや鮮血を吹き出し倒れる。そのような「果し合い」みたいな醍醐味がカウンターにはある。
動態視力の良い選手には向いてる戦法だ。でもどうしてもパンチがコンパクトになりがちである。ノーモーションだとなおさらだ。カウンターがうまく入ったとしてもパンチを効かせられるかどうかは分からない。たしかに有効打として審判の印象はいいだろうけど、相手選手がタフなら耐え凌がれてしまう。亀田選手の場合は「KO狙い」ではなくハナから「判定狙い」だったのだが、ホントは破壊力のあるパンチを持ってる選手がカウンターを狙う方がいい。