過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
ムダなコトは1つもない。未来とは「今」の連続である。

へたな鉄砲数打ちゃ当たる。へたでも打たなきゃ当たらない!をモットーとする
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 やぎ本。⇒本が大好物なやぎのぢぇーむすくん(a.k.aかたこと)がオーガナイザーを務めるやぎの本棚、略して「やぎ本」。本や本にまつわる情報の紹介。神出鬼没でごくまれに登板します。
 ◇最新本◇  今年(といっても2021年だけど、、)読んだ本。後編 

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 Everyday39(エブリデイ・サンキュー)⇒katakoto cafe、やぎ本。につづくかたこと第3の架空のブランド。かたこと流に「毎日が楽しくなる」新たなアイデアを加えたグッズ関係のブランドです。
 ◇最新グッズ◇  『靴箱→ファイルボックスへトランスフォーム!』 

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日本男子バレー五輪決めた!

いや〜決めたね!植田ジャパン!!ハッキリ言って男子は期待してなかったんだけどね〜(笑)。てホトンドの人期待してなかったでしょショージキ。
16年だもんだって。またかよ、てね。ハナからそんな感じのナナメの見方。初戦のイタリア戦で完ペキにイタリアを封じこめた場面で「コレはもしかしたら、、イケるぞ!!」て思ったのに、、アレだもんねぇー。ズッコケもいいトコロ。呆れて開いた口が塞がらなかった。「勝ち慣れてないからな〜」と思ったねアレは。アレだけ大差がついた時、自分たちが優勢の時にどう戦うかていう練習とか心構えができてないような気がしたな。負けグセがついちゃってるから、コレじゃ例えオリンピックに出ても勝てねぇーよと。
でも懲りたのかすぐに修整してきたね。さすがにアレだけの恥をかけば、もうあんな思いは2度と味わいたくないと思うだろう。コリゴリだと。だから逆に考えれば初戦でアレだけの屈辱を経験したのが良かったのカモしれないね。たぶんあの日のイタリア戦てのはコレからもずっとイタリア戦を戦ったメンバー全員の胸に残るでしょう。じゃないと意味がない。
イタリア戦てのは気持ちの浮付きを分かってても抑えられなかったて感じだけど、アレから勝利を上げるにはもう一段階段があるんだよなきっと。浮付いた自分とか、そういう自分との戦いになってくるんだと思う。全戦観たワケじゃないけど初戦の失敗を修整して自制できるようになってきたじゃない。焦るな焦るな、落ち着け落ち着けと。イケイケどんどんはどんどんだけど浮付かないように。そういうメンタル面が今回通して一番成長してトコロなんじゃないかなと思うな。
あと観てて思ったのは「自分たちのプレイで流れを引き寄せる、ペースをつくるリズムをつくる」てコトだよね。ブロックをバッチリ決めるとか鋭いサーブでサービスエースを取るとかスパイクを決めるとか、そういうスカッとした攻撃が3回バチッと決まって続くと、日本てのは調子づくんだよね。コレはホントそう思った。ソレにはやっぱゴッツ選手とか越川選手のサーブなり山本選手のスパイクなり山村選手のブロックなりがズバっと決まるコト。
逆に自分たちのミスで連続失点、ガタガタと調子が崩れるていう場面も多かった。そういう意味ではメンタル面がまだ上下するよね。だからしてしまったミスを引きずらずいかに弱気にならないかてコトだよな。ソレには基本は「攻め」の姿勢だよ。気持ちで攻めてれば例えミスってもその一時だけで、テンションを維持できると思う。ミス無し、パーフェクトてのはありえないんだから。後にひびかないミスだったらね、問題ないでしょ。
あと観てて良かったのは荻野選手とゴッツ選手の関係。なんか師弟関係というか、良い意味でいい上下関係だよなぁ。「愛と平和」「LOVE&PEACE」て良く言うけど、なんかスケールがデカすぎてバクゼンとし過ぎて実感が持てないでしょあの言葉は。「愛と平和」ていう言葉よりも「RESPCT AND THANKS(THANKFULNESS?)」=「感謝と尊敬」ですよ。この2つを他人に持てれば人間というのは大丈夫なんですよ。
荻野選手がどうして今もなお現役であり続けるのか?ソコにいるのか?てコトがゴッツ選手はやっと理解できたんだと思う。その理解したコトが今回体現されてたね。もちろん荻野選手自身自分のリベンジが第一にあるだろうけど、ソレと同じくらいの気持ちとして自分が現役を退いても全日本が世界で戦えるように、ソレまでは何としてでも全日本を引っ張っていこうという心意気と覚悟と信念。その大願成就があと1つ勝てば実るという、オーストラリア戦を制した時荻野選手のホッとした安堵の顔から感じ取れた。監督からも。この2人の16年という歳月の重みが少し軽くなった瞬間でしょう。
荻野選手は自分のコトを謙遜するように言うけど、少なくともゴッツ選手にとって居てくれて良かったなと思える先輩なんじゃないかなぁと思う。やっぱ上に立つ人間としては下のコの潜在能力てのがもう一瞬で解ると思うんだよね。比較にならないけど、自分がバイトで働いてても下のコたちの能力の有無が計れるくらいだから、あんな全日本選抜とかのレベルになればそのくらいはお茶の子サイサイだと思うんだけど。だから「コイツとんでもないヤツだな」と、自分が扱うには荷が重過ぎるて、もしかしたらかつてゴッツ選手に対して思ったカモ分からない。たぶん荻野選手からして見れば、下の選手はみんなそう見えるカモしれない。でも主将を託されたからには「こんな自分だけど自分の知ってる全てを教えよう」と謙遜の気持ちがありながらも懸命にね。真っ直ぐに良いトコロは良いトコロでそのまま育つように、そして自分の戦う姿勢とか心構えとかそういう言葉じゃ教えられない部分をしっかり見てもらって感じてもらおう。そういう気持ちは上に立つ人間としては当たり前だけどね。またそういう風に真摯に向き合ってれば下のコは見てくれるんだよね。向上心を持ってるコなら。ゴッツ選手は荻野イズム継承者ですよ。
監督にしたって叱って突き飛ばしたりしてる場面もあったけど、アレなんか監督からすれば「オマエ何でこんなトコロで止まってるんだ!?」ていうハガユさからくるモノだと思うんだよね。「オマエ、自分じゃ気づいてないだろうけどオマエこんなにすげぇのに何でこんなトコロで止まってる?!」ていう。だから見えてるんだよな、上に立つ人というのは。キビしく当たるのだって体力いるよ。ねぇ。体力のある若いコたちと全力で真正面でぶつかり合わなきゃいけないんだから。「コイツらオリンピックに連れていこう。コイツらといっしょにオリンピック行こう」ていう気持ちがなければ、何も言葉かけない方がラクなんだから。そういう気持ちてのはたぶん全選手に届いてるんだろうね。
だからはじめはオリンピックに出るとか何言ってるんだと思ってたけど「ハッキリ言いますけど、メダル狙います!」て監督がアルゼンチン戦後に言った時は「もう充分言う資格があるな」と、思いましたよ。まだミスの多さとか個人個人修整しなくちゃいけないトコロはあると思うけど、エースも機能してたしやっと若い選手たちの粒が揃ってきたなと思った。日本てこんなに強くなったんだなぁと自分の考えが覆るぐらいのモノを今回見せてもらった。最後荻野選手が決めたのも感慨深いモノがあるよねぇ。アレは誰が決めてもオカシクなかったけど、運命は荻野選手を選んだていう感じで。
とにかく、出るからにはメダルを狙え〜日本!!