過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
ムダなコトは1つもない。未来とは「今」の連続である。

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 やぎ本。⇒本が大好物なやぎのぢぇーむすくん(a.k.aかたこと)がオーガナイザーを務めるやぎの本棚、略して「やぎ本」。本や本にまつわる情報の紹介。神出鬼没でごくまれに登板します。
 ◇最新本◇  今年(といっても2021年だけど、、)読んだ本。後編 

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 Everyday39(エブリデイ・サンキュー)⇒katakoto cafe、やぎ本。につづくかたこと第3の架空のブランド。かたこと流に「毎日が楽しくなる」新たなアイデアを加えたグッズ関係のブランドです。
 ◇最新グッズ◇  『靴箱→ファイルボックスへトランスフォーム!』 

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 ◇最新ブログタイトル◇   『Overcoat's(オーバーコーツ)21年ぶりの新アルバム!『9 numbers,Groovy!』を聴いて。♪♪その5♪♪』 

SYNCHRONIZED☆SINGING vol.3 ③

でもそう懐かしい〜ばっかりでもなく、いずみさんは新アルバムが来月リリースするので現在進行形というか、そのアルバムに収録されてる曲もバリバリと。「今ここ」を歌った「New Song」からまた1歩前へ、時間的にも進んだ感じがした。
ワタクシの中でこの日最も響いてきたのが、初めて聴く「3040」。人生は流れ星、やりたいコトをやらなければわたしはわたしだ、というような歌詞だったと思うけど、ワタクシが最近思ってるコトと非常にリンクした、ていうかライブのタイトルで言えば「シンクロ」したと。後々ココでも紹介すると思うけど、とある本を読んでおんなじようなコトを思って。
ノーベル賞を受賞した人の話で、そんな賞をもらうぐらいだから、コレは1にも2にも行動なワケです。もちろんその人の人柄ていうのはあるワケだけども、人は行動してくコトで他人を巻き込むコトができる。自分の頭ん中で考えてるだけでは、他人からは見えない。行動するコトで初めて他人がソレを見るコトができる。行動に行動を重ねてくと「あー、あいつはそういうヤツなんだ」と、こう認識される。人のつながりも増えてく。頭の中で考えてるだけではわたしは「わたし」、1は「1」で終わってしまうけども、行動してくコトによって足し算になったり掛け算、二乗になったりどんどんパワーが倍化してくんじゃないのかな。そういうコトを歌ってるんじゃないかな、と勝手に解釈したけど。
コレは全く極私的な想いなんだけど、なんかいずみさんて、こう、途中の道程はもちろん違うワケだけども、コトあるゴトにというか、イベントがあるゴトにというか、こういうポイントポイントでいずみさんと考えがシンクロするコトてあるのよね。どっちが先に考えたとかはないんだけど「ああーおんなじコト考えてたぁぁ!?」みたいな、ある時考えが一致するみたいな不思議なトコロがある。歩いてたら道でバッタリ!、シンクロ率高いな〜みたいな。何度かそういうの感じてる。
やっぱね、ライブてのは行かないとね。その日その日でひっかかってくる曲て違うと思うんだよね。感じ方は人ソレゾレだから。逆に言えば、やる側はリストを用意してやるワケだけども、別に全曲ノリノリである必要は無いんだよね。その中の1曲でもひっかかれば、ソレでそのライブは成功だと思うし、ライブてそういうモノでいいと思うな。
アンコールでサルの歌を歌ってくれて、最近アンコールでは大体サルの歌なんだけど、中野さんのコトもあって、自分がこの歌を初めて聴いた時のコトが頭に浮かんできた。あの頃はまだいずみちゃんが嫌いで(笑)、本屋でバイトしながらラジオから流れてくるこの歌を聴いてたな、なんて思い出して。そう考えるとその頃なんて昨日のように思い出せるけど、もう10年以上経つんだよねぇーていう。時間が経つというのは「気付いたら」なんだよな。いつになっても未来の姿はおぼろげで漠然としてるけど、気付いたら10年、時は過ぎ去ってる。「人生は短い」て言葉より、時間がびゅんびゅん流れて自分が取り残されてる感じ。
たぶんいずみさんは、コレもずっとなんだろうけど「さらっとした歌」を歌いたいんだろうな、と思う。歌いたい曲の形の1つとして、常に念頭に置いてるみたいな。あとちょっと物語性が入ったり。「サクラチル」好きだな。聴くの2回目だけど。曲の終わり頃になるとすご〜くあったかい気持ちになる。綿毛のような肌触り。あったかい手触りと匂い。
なんかこう、日常の風景の断片的なコラージュとか。コラージュと言えば今回はやらなかった「ゼッケン5」とかさ。そういえばやんなかったけどね、珍しく。そういう曲が割合多かったかな?多くなったかな?なんか生活「臭」ていうと言葉悪いけどさ、日常率が高くなったよね。遠い未来というより、近くにいる旦那さんというか。ソレだけ1人の人の影響てのは大きいてコトなんだね。
なんか「榊いずみ」としての輪郭みたいなモノが、少し見えてきた感じがした。作風とかね。タフ以降の「第2次橘いずみ期」というのはいろいろ模索してたんじゃないのカナなんて思う。正確に言えば十字架とコイン以降か。
正直言って方向性が見えてこなかった。今までのコンセプトから外れて、いろいろやりたい音を出してソレはソレでいいんだけど。ミニアルバム三部作の頃のラインナップを見てもね。たしかにソレはソレで、いろんな面が見れて楽しいてのはあるし、橘いずみアイデンティティみたいな一貫したモノは見て取れるんだけど、レールから外れてじゃあ何を打ち出すのか、となったらなかなかムズかしいみたいな。
今だに名前を知ってる人でも、橘いずみて失格とかああいう感じの歌を歌う人でしょ、てなる。たしかに今の時代「橘いずみ」が足りないけどな。ああいう熱い歌を歌う人がいないよ。男もみんな女々しい歌ばっかりになっちゃってさ。だから誰か「橘いずみ」をトリビュートしてくれ!てのは常に思うけど、まぁソレは置いといて(笑)、その模索期で積み上げてきたモノもちゃんと「榊いずみ」の礎になってると思うし、たぶんアルバムを作り上げてく過程でじょじょに形が見えてきたんじゃないかな、と思う。そして榊いずみてこういう歌を歌う人でしょ?てモノを作りあげてほしいな。その第1弾としての今度のアルバム。「私が榊いずみです。」ていう名刺。たぶん今までの、歌を歌い始めてからの集大成的なモノになってるんじゃないかな。でもソレはとってもシンプルなモノなんだな、きっと。
いずみさんのサイトに、今度のアルバムの宣伝用ブログパーツなるモノがあるんだけど、はてなではスクリプトが使えないので(苦笑)、こんな形でご勘弁。