店舗起業支援塾⑳。
今週はずっと調べモノをしてたよ。何を調べてたかと言うとこの講座で宿題が出てたのだ。その宿題とは事業の提案書作成。今週の授業はソレの発表会だった。
まぁ、事業提案といっても今回のばやいは初めて取り組むコトなので、全体の流れ的なコトがつかめればいいよ、という主旨だとワタクシは理解した。なので別に本気モードじゃなくて遊びでもいいんだけど(ちなみに先生は「めんこビジネス」という提案をしていた)、ワタクシは本気モードの事業で提案書の作成をした。といってもカフェじゃないんだけどねコレが。
やっぱカフェ一本だとキビシイと思うのね。だし「コーヒーを飲む」てコトを夜にしたいとか思う?夜に「カフェ行きたい」て。そりゃたま〜には思うカモしんないけど、やっぱ世の中的には夜は酒でしょ。かといってワタクシはあんま飲めない。なのでアルコールの類をメインに扱うとしても、まーありきたりなモノしか置けないわな。だし「日中カフェ・夜バー」てふつーじゃないすか。コレもありがち。逆にそーゆートコへ行っておくんなまして感じ。ただやっぱし夜も営業となると酒は絡んでくる。
でワタクシがこーいう二毛作販売の方法を考えると夜は料理がメインになる。具体的な料理名はきぎょーしみつなので例によって伏せるけど(笑)、居酒屋の客単価¥2000〜¥3000の市場をターゲットにした料理。この価格帯てのは回転ずしとか焼肉、ジンギスカンとか酒を飲んでワイワイ食べてというパーティー要素と、プチごちそう感(ちょっとした日常のごちそう)があると。で今はみんな遠出てあまりしないで、近場で近所で済ますというのが非常に目立つ。だから家の近くにホルモン焼肉屋があるんだけど、ココは2年前ぐらいは開店の5時前から並んでいた。今でこそ少しは落ちついたけども人気があって満席状態が続いている。こーいうのを見るとこの価格帯は決してブームではないなぁ、と思う。古くはモツ鍋とかあの辺から続いてる市場。ソコに今回の料理が当てはまるコトができるな〜と。
ヒントを言うと「米料理」なのだ。でもお酒も飲める。食事にもなる。華やかなイメージがある。豪華なイメージがある。かなり絞られるねコレで。米料理で¥2000〜¥3000てのはコレの他には寿司ぐらいしかないと思う。米は田舎から仕入れればいいかな、と思っている。
ホント言えば、みんなでワイワイわーって感じで盛りあがって食べる、みたいなのがこの料理には合ってるんだけど、ソコはワタクシが1人で営業する、というのがあるのでソレよりはトーンを落とした店の感じになる。みんなでパーティーというよりはカップルとかで話す感じ。ソコに華やかでちょっとしたごちそうが彩る。7坪で12席という小さいお店。この料理の専門店。みんなでわーってなると、その「わーっ」がメインになるので料理てどーでもよくなる。ソレはソレでいいんだけど、ただワタクシの店ではもうちょっと料理にもスポットライトがあたって欲しい。
モデルショップてのがワタクシの中にあって、ソコは下北沢のシチュー専門店I。Iは2階建てのお店だけど小さくて、単価は¥3000ぐらいなのカナ?でやっぱ営業時間も夜のみ。食べに行ったらシチューがでてくるのに20分ぐらいかかった。実はワタクシの提供したい料理も、調理時間に30分かかる。Iは1日40食限定なんだけど、ワタクシも料理は違えど時間がかかるのであまり多くは作れない。30分で3食分作るのが上限かな、と今回は考えた。そーすると営業時間内で作れるのは20食強。ただ毎日食べる料理ではないのでソコまでフルに作るコトもないだろー、と。だから半分量の10食で利益を計算。1年目は開店直後は来客多くても、2ヶ月目以降は人が来ないと思われるので、そのまた半分の5食で推移。
利益て最終的なモノであって、間にホンっトいろんな細かい経費がかかる。ソレらを1つ1つ調べて1つ1つ項目を埋めてく作業てのは、やる前はメンドくさいなーと思ってたんだけど、やり始めてから経常利益がなんとなく見え始めた頃になるとじわじわ〜と面白くなってきた。学校の座学だと結局扱ってる数字に実感が全く無くて、正直何やってるのか理解できなかったんだよねー。ただ先週先々週の講義てのは、そゆ細かいコトより流れが分かればてコトなんだと思うけどね。でも今回1つ1つ、原価調べるために食材を仕入れるお店に行ったり、以前行ってた学校の資料のコトを思い出して資料を見るために引き出しひっくり返したり、そーいう方が自分には向いてるのかなぁ、と思った。自分で調べるんだから実感ありありだしね。こりゃ料理とか音楽もいっしょだと思うね。1つ1つ食材や素材を揃えてだんだん形になっていく面白み。
英語だって最初の導入が英文法だとワタクシは絶対ダメだな。チンプンカンプンだ。もちろんその方が理解しやすい人もいるんだろーけど、ワタクシの場合は書式とかより実地で、自分の足で調べるやり方が性に合ってた、というコトだ。だから1つのやり方で「こりゃダメだ!パス!」てなるより、他にも方法があるんだったらそっちを試してみるてのもありだね。または自分が理解しやすい方法を自分自身で分かってる人はその方法に当てはめてみる、その方法でアプローチしてみるとか。
今回のコトで「1つ1つ調べてく作業の面白み」とあとワタクシは自分オンリーの力だけでは動けない。今回も一応「学校の宿題」という、まー義務て言うと堅苦しーからソコまでじゃないけど、ちょっとした外力は自分が動き出す火種になるな。ソコは「人のため」とかも動機になる。たしかにストレスはストレスなのカモしれないけど、ストレスて少々なら必要なモノなのカモしれない。自分で火を起こせられないなら、外からの火種は必要なんだな。ソレが負担になるようならマズイけど、ソレを覆してしまう楽しさとかを自分が見つけるコトができると、そっちの方が全然勝る。この2つを見つけたコトは自分にとって収穫だね。
ちょっと一段落してから、このまま今度は本命の「カフェ」について、また改めて調べ倒そう!と思ってる。