店舗起業支援塾⑱。
さぁ〜、この講義も残すトコロ2ヶ月を切ってまいりやした。今週はいよいよお店を続けていく上でのキモ、お金の管理についての講義。「お金」というとどーも「儲け」とかそーいう話にすぐ行きがちだけど、ソレはあまりに間をハショリ過ぎというか。
ワタクシはお店を閉める、いわゆる閉店というのはコレは言葉はキツいけど究極の無責任、というかまぁ、今まで足繁くお店に来てくれたお客さんに対しての裏切り行為とも言える。例えどんな理由であれ。というコトはお店を続けていく、てのがとにかく第1位に来ると思う。続けていくには運営資金が滞らないようにしなければならない。たとえ売上が悪い時でも営業をしていける、というような収益構造にするべきだし、、とさまざまなコトを考えていくと「お金」のコトを見つめなければならない。
講義で言われたのは「事業をする上でのお金の管理、というのは自分が『客観的に自分の事業を見れる』というのが大事」というコトで、自分ゴトとは切り離して第三者的に自分のお店が、数字でもって見れるというワケ。第三者が、というコトは知識があれば自分以外の誰もがこの事業は良いのかどーなのか、が判断できる。
ソコで損益分岐点というのが出てくる。この損益分岐点というのは言葉通り「損と利益の分かれ道になる点」で、ワタクシがしたい飲食店を例に上げると、売上が良かろうが悪かろうが支出していくモノにまず「家賃」がある。人を雇うならコレも「人件費」で出ていくお金。コレを「固定費」という。ソレに対してお客さんの入りで使う量が変わってくる食材費などは「変動費」と言う。固定費というのは絶対に必要なお金。プラス食材の原価があるので、ソレに利益をのせない合計と売上が1:1なら損も利益もない、というコレが損益分岐点なワケ。この点以上に売上が出れば利益となり、以下なら損。
ちなみに買掛金・売掛金というのがあって、まーつまりツケとか借金のコト。仕入れた食材のお金の後払い、毎月ゴトにまとめて払うなどで、ようはコレは借金と同じ意味。というコトはコレがあると、売上で黒字だとしてもお店全体としてみると赤字経営、というコトも多々あるらしい。ようは設備のリース費だとかいろんな借金があるワケですな。ココでキャッシュフロー、という言葉が出てくるんだけど、コレはようは「持ち金」のコト。カタカナとか堅苦しい漢字とか使うからワケわかんないよね。抵抗あるけどまーお役所だから。
払わなきゃいけないお金に対して、自分の持ち金が少なかったらコレは経営としてヤバいワケ。分かるよね。持ち金<借金。でも実際はこーいうトコも多いんだってね。昨日だったかいつだったかジャスラックに復活上場したあそことかも、出店しすぎたために倒産したワケ。まーバブルの時にそそのかされたらしいけど。だから企業てのは、自分のコントロールができないくらいデカくなると、こーいったハドメが利かない部分も出てくるし、自分の思いも寄らない外力に流されるて可能性も出てくるんだろな。ソレだけ目立つから狙われるてコトだな。
でこのお金の管理については、来週再来週の3週に渡っての講義。先生も税理士の人が来たんだけど、めっちゃ早口。損益計算が理解できない(笑)。なんか慣れないとダメかもしんない、考え方にね。やってるコトはけしてフクザツじゃないんだけど。やっぱ数字に対しての拒絶反応てあるからさ。コレがなくなって、出てきた数字を型にはめてけばバンバンできるんだろけど。まぁお金の管理はぜひとも学びたかったコトなので、ムズかしいながらも本とか読んでいこうと思う。
先生も言ってたけど起業をする前にこーいうシミュレーションを綿密にやるコトが大事で、スタートするてのは、その綿密に練られた事業計画を施行していく、てだけのコトだから。でも事業計画通りに進んでるお店なんて無いて聞くけどね(笑)。20回も30回も、いろんなパターンで(立地やターゲット、商品の価格など)考えて練っていく分には損はないから。