店舗起業支援塾⑦。
今週は先週の続きで、アパレル関連の授業だったのであんまり面白くなかった。でもワタクシは志望の飲食と何かと結びつけて考える姿勢で授業を受けてはいるんだけれども、先生の言うコトが何だか規模がデカい話ばかりで「ナンダカナァ、、」と思いながら、やっぱりさっぱり面白くない。
アパレル関係で起業したい人も20数人中2人くらい(少なっ)いるにはいるんだけど、コレからその方面で起業する人はたぶん古着屋を個人でやりたいとかそーいうこじんまり系なはずで、将来的にデカくするとしても始めはまず小さい規模でやると思うんだけど、先生のお話は百貨店の衣料品だとかあまり「身近な大きさ」ではない。ようするに一足飛び、いや二足も三足も飛んでいる。「自分のやりたいコトよりも、まずはお客さんのニーズを知って、ソレに応えるのが大切です。」て言ってたけども、あなたの方がよっぽどニーズに応えないといけない、と思わずツッコミそうになる(笑)。
ま、ソレはいいとしてこの「ニーズに応える」というのも、お客さんの代わりに店側が仕入れをしているんだ、という考え方に基づいている。ソコでマージンを頂戴している、という考え。ただソレはあくまでお客さんに「目的」がある場合だと思う。買うモノがハッキリorだいたい決まってるなど。目的が漠然となんとなく、もしくは全くなくただお店をのぞく、というコトも多いワケでその場合はお店側としてはアレコレ「提案」というコトをするワケだ。で「提案」が失敗すれば、お店は在庫を抱えバーゲンなどで安く売らざるを得ない(買い取りの場合)。飲食の場合ももちろん在庫を抱え込むのは良くないが、飲食は基本的に食材を仕入れている(もちろん加工品も多々あるが)ので、あのメニューがダメでもじゃー今度はコレで、と勝負をかけるコトができる。たしかに鮮度の落ち方は全然比べモノにならないが(先生は「アパレルも生もの」と言っていたが)、アパレルや物販は「完成品」を扱ってるので、ソコが飲食の融通の利くトコカモしんない。
だから日々在庫チェックは欠かさないコト!と。ありすぎても売れなかったらディスカウントするしかないし(飲食の場合はロスとなる)、少なくても機会損失につながる(コレは意図的に「戦略」としてする場合もある。「限定」など)。飲食の場合はメニュー数が多い=扱う食材数が多い=在庫=ロスにつながりやすい、というコトで、メニュー数が多いと、冷凍庫の奥底に何か得体の知れない食材が眠っている、なんてコトにつながる可能性もある!?
お店の冷凍庫、冷蔵庫がデカいというコトは、ソレだけ保存している、食材を蓄えているというコトなので、鮮度からして見ればあまりいいコトではない。ならばメニュー数を絞り込んで、冷凍・冷蔵もミニマムな方が食材の回転も早い(それでその店にお客さんがよく入っているならば)はずなので、消費者の観点から見て、こんなコトも参考にしてみてね。メニュー数がやたら多いトコは大したモン作ってませんよ。もしそーいうトコに運悪く行かざるを得ないハメになったら、誰もが頼んでいそうなメジャーなモノを注文するコト。へんなマイナーなモノは頼まないように。ソレはひょっとしたら「発掘」してきたモノカモしれないので、、。