「食がファッション」という観点。
カフェてのはそもそも「ファッション」だな、と思う。ファッションていうか飲食の新しい表現方法、スタイル。だからケッコーアパレル関係の企業が経営していたり、場所にしても原宿や渋谷なんてトコからスタートしたんだと思う。
スタバなんてのも日本での受け取り方は「ファッション」なんだろー。ただコーヒーを飲んで休憩するトコロ(大手チェーンカフェ)から、少し上級志向でおしゃれというスタイルを提案してきたのがスタバである。コーヒーの店で一番上に位置するのは、専門店だと思う。「個人のカフェ」というのはスタバと専門店の間、に位置付けがなされればいいんだろーなと考える。スタバより規模が小さい、というコトは専門的志向が表現でき、なおかつスタイルも提案できる。価格帯から考えても妥当である。お客さん自身もそーステップアップできればいいのかなぁ、なんてコトも思ったりする。
今は普通に誰もが持ってたりする、いわゆるブランド品ていうモノは「モノが本物(本物志向)だから」「名が通ってる(有名だから)から」「信頼性・歴史がある」→だから高いけど欲しい、いつかは身につけたい、なんていう「憧れ」がもともとだったと思う。↑に書いた位置付けのピラミッドで言えば、ファッションに興味のある「スタバ」階級の人たちが、「専門店」の商品をこぞって買ってると言う風に見える。始めの内は、「専門店」階級に人の間だけで密かに流行ってたモノが(さりげないおしゃれ、というか。ま実際はイヤミったらしい人もいるだろーけど:笑)、TVや雑誌など何らかの形で情報が流れ出す、という。ソレを見ていつしか欲しがる人が増え出して、今のような状況になってるんだと思う。ブランド品の購買行動てのが、コーヒー消費のピラミッドを用いるコトで、照らし合わせるコトによってでも説明が可能だ、とも言える。コレは「クルマ」でも言えると思うんだけどね。車も「ファッション」だ、と捉えれば。